ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】10

ーラスタ・ラヴ(12/11/夜)ー

鈴猫「こんばんわ」

優日「鈴猫さん。ちわ~」

駒狸「あ、今晩わです」

鈴猫「優日ちゃんに、雷果ちゃん。雷果ちゃんは珍しいね」


駒狸「す、すいません。」

鈴猫「え、え、謝らなくてはいよ!?」

美喜「なにやってんの?」

優日「狸と猫がじゃれあってます。」

澪「いいえて妙だな。」

駒狸「あ、猫といえば…」

鈴猫「え?」

駒狸「いえ、鈴猫さんでは無くてですね。ほら、柏さんの部下のネコさん。」

鈴猫「あー…あのこね。」

優日「誰?」

駒狸「あ、優日さんは会っていませんでしたね。ネコって呼ばれてる人が居たんです」

鈴猫「あのこ苦手だったなぁ。本気で怪我させる気はなかったけど……かなりキツい一撃は与えたのに平然としてたし」

優日「すごくタフなの?」

鈴猫「うぅん…なんていうか防御とかは素人並みな感じだった。とにかくスピードと毒の攻撃。私とは別種の一撃系なんだけど……。それよりどうしてこの話を?」

駒狸「あ、いえ…ネコの話題だったんでなんとなく」

優日「駒狸さんて面白いね」

鈴猫「それは優日ちゃんも負けてないよ…」

優日「え?」

海「ちわー」

美喜「あら…こんな時間にいらっしゃい」

優日「あれ、海ちゃん。」

海「あ、優日ねーちゃんにすずねーちゃん。それと……なんやったけ?」

駒狸「駒狸雷果だよ。夏喜ちゃん」

海「あれ、うちの名前は覚えといてくれとるんや」

駒狸「もちろん。夏喜海ちゃん。お友だちは春野翡翠ちゃんに、冬花星凪ちゃん。お祖父さん達にはお世話に」

海「……」

サッ…

鈴猫「え?」

海「うち……じいちゃん嫌いや。」

優日「あらら…」

駒狸「え、えーと…」

鈴猫「……そういえば海ちゃんはどうしてここに?」

海「あ、そや…クリスマスプレゼント予約しにきたんよ」

優日「プレゼントの予約?」

海「うん、ゆーぅに予約や」

優日「なるほど悠にかぁ。私も予約しようかな。PS3とか」

駒狸「かなりハードな予約ですね。」

鈴猫「け、けどなんで悠に?」

海「ゆーぅやったら……お願いしたら聞いてくれるとおもてなぁ」

駒狸「何をお願いするつもりなんですか?」

海「えとなー、うちはゆーぅとデート♪」

鈴猫「ブフッ!」

美喜「澪…タオル。あと睡眠誘導装置」

澪「タオルはともかく、鈴猫さんを殴るのは止めましょうよ…」

優日「なるほど、確かに悠にじゃないとお願いできないね。」

駒狸「そうですね。」

鈴猫「ふ、二人は冷静だね……(てゆーか、海ちゃんアクティブだなぁ)」

海「というても…まぁ、ゆーぅがそう簡単に承諾するわけないやろ?せやからクリスマスに泊まりにいってええか確認しようとおもて来たんや」

鈴猫「なるほど…そういう手が…」

優日「鈴猫さん、海ちゃんから学ぶのはどうでしょう…」
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