ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ーラスタ・ラヴ(12/8/夜)ー

ともき「ちわっ」

亮「お、よっす」

悠「ちぇき」

摩耶「あ、ちぇき~」

金剛「よう」

千草「久しぶり~。ラジオの帰り?」

ともき「あぁ、そっちは?」

千草「亮とデートの帰り」

摩耶「僕は金剛くんとデートの帰り」

悠「なるほど。」

ともき「っで、実際は?」

亮「えーと、羅漢館長とこからの帰り」

金剛「さっきたまたま会った。」

悠「なるほど、これが俗に言うニュアンスの違いというやつか」

ともき「たぶん違う」

悠「ふむ。日本語難しいな」

金剛「ずれた意味で考えてるからじゃないか?」

悠「どーいう意味じゃい。…っは、とりあえず置いといて、クリスマスの予定どうなってる?」

亮「いきなりだな…」

摩耶「藪から棒だね」

悠「いいえ、壁から釘です」

摩耶「いえーい!」
悠「いえーい!」

ともき「話し、進めていいか?」

悠「当然、必然、茫然自失。」

亮「酔ってるのか?」

悠「まだ、なにも飲んでないよ!」

千草「じゃあ、アルコールが切れちゃったのね…」

悠「誰がアル中じゃあ!」

摩耶「そうだよ!」

悠「摩耶…」

摩耶「悠くんは、アルコール依存症なだけだよ!」

ともき「摩耶くん、意味一緒だしフォローになってないよ?」

摩耶「日本語難しいね」

ともき「いや、日本語って問題じゃないね。」

悠「それで、クリスマスの予定なんだが」

亮「やっと本題に帰ってきたか…」

摩耶「悠くん、はい五百円」

悠「これはなんだい?」

摩耶「本代」

ともき「コントしたいのか話しを進めたいのかどっちだよ!」

摩耶「あは♪ともき君のツッコミはスゴいね。もれなく全部拾ってくれるし」

悠「ともきの能力はツッコミだからな。」

ともき「誉めてると素直に受け取れないのが不思議だ」

悠「それで、クリスマスの予定なんだが…」

ともき「何回繰り返すんだよ!」

摩耶「悠くんのボケが止まらない。」

金剛「気がついたら同じボケばかりか……」

ともき「エアーマンが倒せないじゃないから」

亮「金剛さんもボケやるんだな…」

金剛「たまにはな」

千草「私は亮と過ごすわね。」

ともき「あ、話し進んだ」

摩耶「24、25日は金剛くんところで臨時のアルバイト~泊まり込みで」

ともき「バイト?」

金剛「あぁ、最初はクリスマス暇なら家に来ないか…って誘ったんだ。バイトまではしなくても良かったんだが…」

摩耶「金剛くんね。僕がひとりでいるならって毎年呼んでくれるんだよ。おじさんもおばさんも優しいし。せめてお礼にアルバイトくらいするよ。」

金剛「コホン…。」

悠「あぁ、眩しい…金剛の背後に後光が見える…」

金剛「オーバーな…」

千草「ともきはもちろん、つかさちゃんとよね」

ともき「え、あはは…まぁな。」

亮「……悠は?」

悠「幻想入り……かな」

ともき「真桜ちゃんや駒狸さんが家にいるだろ」

悠「だから逆に家に居づらい」

ともき「なんでお前は集団行動ができない…」
98/100ページ
スキ