ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9
ー池袋東口ファミレス(12/6/夜)ー
悠「どこもかしこもクリスマス雰囲気だな」
神姫「時期が時期だしね。」
悠「神姫ってさ、クリスマス予定とかあるのか?」
神姫「友達の居ない私に対する質問にしてはかなり性質が悪いわね。嫌味?」
悠「そうじゃねぇよ。別にツレと過ごさなくても家族とかあるだろ。神姫は家庭内は円満みたいだし」
神姫「うちもけっこうゴタゴタしてるわ。それに、いってなかったかしら。私、独り暮らししてるわよ」
悠「初耳だ。」
神姫「そう。なら、なにか私に教えなさいよ」
悠「はい?」
神姫「私のことをひとつ知ったんだから、なにか悠のことをひとつ教えなさいっていったの」
悠「……ね」
神姫「ね?」
悠「猫と犬…飼ってる」
神姫「そうなの……動物が好きなの?」
悠「虫から爬虫類まで生き物全般かな」
神姫「私も動物はけっこう好き。あんまりなつかれないけど…」
悠「……」
神姫「なに?人間の友達もできない女が動物になつかれるわけがないっていいたいの?」
悠「いってないし、思ってねぇよ!」
神姫「ごめんね。いちいちひねくれて」
悠「素直に謝るときもあるんだな」
神姫「私はいつも真っ当で素直よ。」
悠「さいですか…まぁ、真っ当で素直なら俺には謝らなくていいぞ。おれは謝るのも謝られるのも嫌いだし」
神姫「変なやつ」
悠「よく言われるよ」
神姫「ところで、私に振っておいて、悠はクリスマスに予定あるの?」
悠「考え中。家でのんびりするか、独り身の野郎を誰かひっ捕まえて遊ぶか」
神姫「女気ないわね」
悠「俺はモテませんからね。」
神姫「それはよく解るわ。」
悠「……あ、なら神姫。」
神姫「なに?」
悠「クリスマスに俺と夜景でも見に行かないか」
神姫「やだ。」
悠「即答だな」
神姫「夜景みて楽しい?」
悠「ケースバイケースかな」
神姫「でしょ。それに恋人同士でもないのにどうするのよ。」
悠「友達から恋人によくある話だろ。」
神姫「私と恋人になりたいの?」
悠「真顔で聞かれるとはおもわなんだ…」
神姫「ってゆーか、それ以前に友達でも無いでしょ」
悠「(それ、サラッと傷つくんだけどな…)っか、神姫ってさ、べつにコミュ障にも思わないし。普通にしてれば……友達できんじゃね?」
神姫「それが出来たら友達とワイワイやってるわよ」
悠「じゃあ、手始めに俺を友達のランクまであげてくれないか?」
神姫「……」
悠「だ、だんまり?」
神姫「わからないのよね。なにが友達でなにが友達じゃないのかが……。」
悠「めんどくさいな…」
神姫「ふふ、でしょ?」
悠「ま、俺もめんどくさい奴だし。神姫と友達になれるまでつき合うよ。」
神姫「当然よ。私がご主人なんだから」
悠「それ知り合いからランク下がってんじゃん」
神姫「光栄に思いなさい」
悠「いやいや…あ、そうだ。気が向いたらでいいからぴよこ…もとい、千世子の授業に来ないか?」
神姫「あの夜の?」
悠「あぁ。」
悠「どこもかしこもクリスマス雰囲気だな」
神姫「時期が時期だしね。」
悠「神姫ってさ、クリスマス予定とかあるのか?」
神姫「友達の居ない私に対する質問にしてはかなり性質が悪いわね。嫌味?」
悠「そうじゃねぇよ。別にツレと過ごさなくても家族とかあるだろ。神姫は家庭内は円満みたいだし」
神姫「うちもけっこうゴタゴタしてるわ。それに、いってなかったかしら。私、独り暮らししてるわよ」
悠「初耳だ。」
神姫「そう。なら、なにか私に教えなさいよ」
悠「はい?」
神姫「私のことをひとつ知ったんだから、なにか悠のことをひとつ教えなさいっていったの」
悠「……ね」
神姫「ね?」
悠「猫と犬…飼ってる」
神姫「そうなの……動物が好きなの?」
悠「虫から爬虫類まで生き物全般かな」
神姫「私も動物はけっこう好き。あんまりなつかれないけど…」
悠「……」
神姫「なに?人間の友達もできない女が動物になつかれるわけがないっていいたいの?」
悠「いってないし、思ってねぇよ!」
神姫「ごめんね。いちいちひねくれて」
悠「素直に謝るときもあるんだな」
神姫「私はいつも真っ当で素直よ。」
悠「さいですか…まぁ、真っ当で素直なら俺には謝らなくていいぞ。おれは謝るのも謝られるのも嫌いだし」
神姫「変なやつ」
悠「よく言われるよ」
神姫「ところで、私に振っておいて、悠はクリスマスに予定あるの?」
悠「考え中。家でのんびりするか、独り身の野郎を誰かひっ捕まえて遊ぶか」
神姫「女気ないわね」
悠「俺はモテませんからね。」
神姫「それはよく解るわ。」
悠「……あ、なら神姫。」
神姫「なに?」
悠「クリスマスに俺と夜景でも見に行かないか」
神姫「やだ。」
悠「即答だな」
神姫「夜景みて楽しい?」
悠「ケースバイケースかな」
神姫「でしょ。それに恋人同士でもないのにどうするのよ。」
悠「友達から恋人によくある話だろ。」
神姫「私と恋人になりたいの?」
悠「真顔で聞かれるとはおもわなんだ…」
神姫「ってゆーか、それ以前に友達でも無いでしょ」
悠「(それ、サラッと傷つくんだけどな…)っか、神姫ってさ、べつにコミュ障にも思わないし。普通にしてれば……友達できんじゃね?」
神姫「それが出来たら友達とワイワイやってるわよ」
悠「じゃあ、手始めに俺を友達のランクまであげてくれないか?」
神姫「……」
悠「だ、だんまり?」
神姫「わからないのよね。なにが友達でなにが友達じゃないのかが……。」
悠「めんどくさいな…」
神姫「ふふ、でしょ?」
悠「ま、俺もめんどくさい奴だし。神姫と友達になれるまでつき合うよ。」
神姫「当然よ。私がご主人なんだから」
悠「それ知り合いからランク下がってんじゃん」
神姫「光栄に思いなさい」
悠「いやいや…あ、そうだ。気が向いたらでいいからぴよこ…もとい、千世子の授業に来ないか?」
神姫「あの夜の?」
悠「あぁ。」