ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ーラスタ・ラヴ(12/5/夜)ー

美喜「なにかおかわりか追加の注文はある?」

紅「おれ、ホットカンパリ」

千夜「炭酸水」

デイジー「ココアをいただけマスか。」

美喜「はいはい、澪。ホットカンパリよろしく。私はココアやるから。」

澪「わかりました。はい、お先に炭酸水置いとくな」

千夜「あぁ…」

美喜「ところでそっちのメイドさんは?」

朝露「私はまだ職務中ですので」

デイジー「構いマセンは、キリお好きな物をお飲みなさい」

朝露「……では、グラスホッパーを」

悠(女)「ちぇき。うぉ…なにこのメンツ。」

紅「お、ゆうの仔猫ちゃん」

悠(女)「仔猫ちゃんいうな。おさげを二つにするぞ」

千夜「意味わかんねぇ」

悠(女)「っか、メイドだ。メイドがいる」

朝露「あら……アナタ、男じゃ無かったかしら?」

デイジー「悠様は男、こちらはゆう様で女性ですわ。」

悠(女)「おう。」

朝露「よく解りませんが、解りました。」


千夜「よく解かんねぇのに、解るのか?」

悠(女)「解らないことを考えんな、頭痛くならぁ」

千夜「テメェの存在が頭いてぇよ」

悠(女)「にっひっひ。っか、メイドさん、スカートの下はタイツ派?ニーソは?」

紅「大胆だな!」

千夜「アホだ。」

朝露「タイツ派です。ただ、これはキュロットになっております」

デイジー「ふふん、このメイド服はワタクシがデザインシマシテよ。見た目よりもズーッと動きやすいデスワ。」

朝露「もともと使用人はネクタイにスーツでしたが、お嬢様は私にメイド服を誂えてくださいました。そうして、私の標準服はメイド服になりました。」

千夜「アホだろ」

悠(女)「けど、わかるなー。あーしも標準服は和柄になっちゃったし。」

紅「なんかちがくね?今はツナギだし。」

デイジー「ゆう様はもう少しオシャレをしてはいかがデス?」

悠(女)「あーしのオシャレはこれで十分」

紅「ちなみに寝るときもメイド服?」

朝露「いえ、流石にシワになるので脱ぎますね」

紅「ゆうは?裸か?」

悠(女)「いや、冬場に裸はキツいから体操服とブルマだ」

紅「はい?」

悠(女)「最初はスパッツだけだったんだけどな。風呂上がりタオルとスパッツでウロウロしてたら爽やかさとエロさをかもちだしてたんだが…最終的に体操服になった。」

紅「なんでそうなった。」

悠(女)「いや、寝汗が酷いのを話してたら稲葉がくれた。外で着なきゃ別にいいかなぁって……名札は「ゆう」だぜ。」

紅「写メくれないか?」

朝露「では、私も一枚」

千夜「なんでやねん…」
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