ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ーラスタ・ラヴ(12/4/夜)ー

悠「zzz…zzz…」

ともき「爆睡だな」

澪「まぁ、眠たいところに酒いれたら普通は寝ちゃうわな」

鈴猫「ふふ」

ナデナデ…

ともき「……膝枕できて嬉しそうですね」

鈴猫「え?えへへぇ~///そんなことないよぉ。」

ともき「すません。まっ……たく。説得力無い顔っす」

鈴猫「えへ~」

ともき「ダメだこりゃ…」

澪「良いんじゃないか。悠も雑魚寝よりは幸せだろ」

悠「う…うぅん……そ、それは…ウナギパイ…です…か?」

美喜「なんの夢よ…」

ともき「ウナギパイの…夢?」

美喜「だからなんの夢よ!」

ともき「い、いや、俺にいわれましても。」

鈴猫「し~…起きちゃうよ」

ともき「あ、すいません。」

美喜「起きてしまえばいいのよ」

澪「はは…」

♪~♪~♪~

ともき「あ、この着音は…」

悠「っ…ぉ…はぃ、もしもしっ…?」

鈴猫「あっ…起きた」

悠「うん……うーん…うん…いや…起きてる…起きてます…うん…」

澪「いや、起きてないだろ。」

ともき「条件反射で出たって感じだしな。」

悠「うん……あー今から?あー……今から?!いや、今何時?七時半…あーダメだ。いや、八時から用事ある……おぅ。いやいや、用事あるいったじゃん……神姫~……はぁ、わかった。少しだけだぞ」

ともき「用事か?」

悠「用事っか、体育館裏に呼び出された気分だ」

澪「かつあげ?」

悠「金はむしられないが…なんかこう…びっくりするんだよな。」

ともき「びっくり?」

悠「俺は…まぁ同情や感傷にひたるタイプじゃないよな。…将来は保険屋にでもなれるくらいドライ」

ともき「どこが?もろ、浸るし弱いタイプだろ。」

澪「今までそのせいでドレだけの厄介事に巻き込まれたんだか」

悠「うっせ。おだまりになって話聞きなさいよ!珍しく真面目なこと言おうとしてるんのよっ!」

ともき「真面目な事、言おうとしてるのになんでおネエ混じりの謎の訛り言葉だよ」

悠「ありとあらゆる場面でボケれる程度の能力だ」

澪「っか、用事いいのか?」

悠「おー、良くはない。良くはないが…。まぁ、あれだ…気高く本気で生きようとしてる人間はかっこいいなぁって思いつつ。俺には真似できんめんどくさいって思いながら……なんの話だっけ?」

ともき「知らねーよ!言い出したのお前だろ!最後まで整理してから口にしろよ!」

悠「いや、すまん。まだ頭がシャキッとしてないんだ……」

澪「それで結局なにがいいたい?」

悠「好意が沸かない女ってゾクッとするほど魅力的みたいな?」

ともき「本当になんの話がしたいんだ…。」

悠「うーん、俺が好きな奴に優しくするくらいしか出来ない能無しって話かな。」

ともき「一度カウンセリングかなんか受けた方がいいぞ…会話が成り立ってない。」

悠「すまん。ちゃんと目が覚めてるときに話そうじゃあ。」

澪「なんなんだか…」

鈴猫「さぁ……」

ともき「俺もわからん…。」
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