ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ーラスタ・ラヴ(12/4/夕)ー

悠「ちぇき…」

美喜「あら、久しぶり」

悠「おーぅ…」

澪「大丈夫か?なんか顔色悪いぞ」

悠「寝不足なだけで体調は問題にゃい。さっきもラジオ行ってたし、いたって健康だ。頭以外は」

澪「そうみたいだな。」

美喜「それで日本酒?」

悠「いや、アースクェイク作ってくれ。」

澪「珍しいな」

悠「目覚ましの気付けだ。」

美喜「どのくらい寝不足なの?」

悠「ほぼ丸一日と今日半日。昨日から考えてるけど考えれば考えるほど、わからん。」

澪「珍しいな…いろんな意味で。」

悠「っか、俺は解らないことはいくら考えても解らない。頭が痛くなるが持論なのに…」

美喜「自分で否定したわね」

澪「その持論自体がよく解らない持論だけどな。」

悠「ふにゅ…(「ひたすら真面目に」「ズルをしないで」「全うとした最後にとうとう解る」…これだけ考えてたらそれだけで一生尽きそうだし。)」

ともき「ちわっ」

鈴猫「やほ」

美喜「あ、いらっしゃい」

悠「ぷしゅ~」

ともき「なんだ、なにオーバーヒートしてる?」

悠「あぁ、ともき…………いや、何でもない」

鈴猫「(あれ?今さらっと私、無視られた?)」

ともき「なんでも無くは無い間だろ」

悠「あー?」

ともき「まぁ、話したくないなら聞かないけど」

鈴猫「わ、私は悩みごとなら聞くよ?」

悠「……大した事じゃ無いんだが、先日スゴいことを教えられてな」

ともき「スゴいこと?」

悠「生きてくために最も必要であろーモノってなんだかわかるか?」

ともき「?」
鈴猫「?」

悠「ラヴ!らしいぞ」

ガチャン…

美喜「あ…」

澪「大丈夫っすか?」

美喜「いや、悠が変なこというから盛大にグラス落としたわ」

悠「俺のせいかよ!」

ともき「ラヴって…」

悠「もちろん、LOVEのラヴだよ。あー…俺もラヴしたいなぁ。生きてる実感持ちたいわぁ」

鈴猫「……」

ともき「…したらいいじゃないか。」

悠「ともきと?」

ともき「なんでソコで俺を対象にする!」

悠「いや、なんとなく。ともき可愛いし。」

ともき「ときどきマジっぽくて怖い。」

悠「いっひっひ。(あー…こういう所がバイといわれる原因か……って、事は何気に神姫は人をみる目は有るんだな。っか、バイじゃねーけど)」

ともき「性別は同性じゃなく異性で考えんかい」

悠「そんな相手がいたらちぇき、ちぇきのイチイチしとるよ。風俗にでもいけと?」

ともき「いや、それは好きにしろだけど」

鈴猫「行かなくてよろしい!!」

悠「うん、金無いしいかない。」

ともき「あったら行くんかい…。」

悠「ぐーzzz…」

ともき「寝るな!」

悠「おぉう、ついつい睡魔が」

ともき「都合のいい睡魔だな!」

鈴猫「はあぁ…」
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