ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ーラスタ・ラヴ(12/1/夜)ー

花描「よう。」

美喜「いらっしゃい」

花描「なんだ、賑わってるじゃん。」

美喜「そうね。」

花描「っーか、美喜がフードなんか珍しいなネコミミフード可愛いじゃん。」

美喜「そ、そう?ありがと」




紅「っか、ともき、悠は?」

ともき「さぁ」

千夜「なんだ、知らねぇのか?」

ともき「最近忙しいみたいだからな。…ダウト。」

紅「うげ…」

千夜「っても、会ってんだろ?」

ともき「まぁ、夜には必ず会ってるな」

千夜「……お前ら出来てるだろ」

ともき「やめてくれ…。」
紅「摩耶くんならなにか知らないか?」

摩耶「んー?王手。んー…夜八時から九時までは知ってるけど、その他は知らないよ」

紅「なんだそれ?」

摩耶「ひみつー。」

紅「えぇー」

金剛「……摩耶」

摩耶「なーに?」

金剛「一手待ってくれ。」
摩耶「もう三回待ってるからダメっ♪」

金剛「くっ…飛車角落ちで負けるとか…」

紅「こっちもボロ負けだぜ、金剛の旦那。」



楓子「ちぇきーっすやよ。師匠来てるっすやよ」

ともき「やぁ、デコちゃん。」

金剛「悠ならいないぞ。」

楓子「ありゃ、またっすかやよ。カゲコさん、残念はずれっすやよ」

影子「カゲコいうな…は、もういい飽きたわ…。」

紅「そっちも悠を探してるのか?」

影子「……最近、あたいを着けさせない様に行動してるのよね。まぁ、別に良いんだけど柏さんへの報告を滞らせたくはないから……」

紅「なるほど、悠が側に居なくて寂しいと?」

摩耶「悠くんに構って貰えなくて寂しいと?」

影子「は、はぁ!?んな、わけねーし。お前らバッカじゃねーの!」

パッ…

楓子「あっ!?ちょ、カゲコさん、待ってくださいやよ!消えたら見えないっすやよ!」

美喜「バタバタしてるわねぇ」

紅「はっはは~。女の子は可愛いなぁ。」

摩耶「だね。」

駒狸「あの、こんにちは。こちらに悠くんは?」

ともき「残念ながら来てないよ。」

駒狸「あ、そうですか…。じゃあ、ともきさん一緒に来てもらっていいですか?」

ともき「おれ?」

駒狸「はい、悠さんが居なかったらともきさんを連れてくるようにと……真桜さんが」

ともき「えぇ…」

摩耶「どっちかが要るのは解ってるところが流石真桜ちゃんだね」

ともき「仕方ないな。」

千夜「じゃ、俺も店に戻るか。」

金剛「俺も帰るとするかな」

摩耶「あ、じゃあ僕も」

紅「んじゃ、俺は千夜ちゃんとこラーメンくいにいこ」

千夜「来んなや…」


花描「本当にバタバタだな」

美喜「こんなもんよ。」

花描「ピエロくん、来てないのか?」

美喜「そうね……最近は来てないわね。」

花描「寂しいか?」

美喜「なんで?」
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