ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ーラスタ・ラヴ(11/30/夜)ー

悠「ちぇき。」

ともき「ちっす」

摩耶「ちぇき~」

美喜「いらっしゃい。また両手に花ね」

ともき「誰がどのポジションで両手に花なのか聞いていいでしょうか?」

悠「そりゃ、もちろんこうだろ。」

ガシッ

ともき「俺と摩耶くんが花か。んで、お前が中心か」

悠「そうそう」

ともき「やかましいわ!」

摩耶「僕はいいよ?」

ともき「えぇ…」

摩耶「あはは」

ともき「……(その笑いは本気?冗談?)」

澪「ビールお待たせっす。」

金剛「おう。」

摩耶「あれ、金剛くん」

金剛「よう。」

ともき「金剛さんが一人のみって珍しいですね」

金剛「たまたま時間が空いてな。柏が羽を伸ばして…」

悠「柏の名前なんぞ出してんじゃねぇー!」

金剛「コイツは……」

美喜「うるさいわね…」

悠「にしても、明日から師走だな」

ともき「また、えらく年よりくさい言い方を…」

摩耶「今年は雪とか降るかな?」

悠「勘弁してほしいな」

金剛「寒いのはなぁ」

ともき「あ、金剛さんも寒いの苦手で?」

金剛「あぁ。」

摩耶「金剛くんは脂肪が無いから雪山とか行ったら真っ先に凍死タイプだもんね。」

金剛「……」

ともき「マジっすか」

金剛「…事実だ。水にも浮かばんし」

ともき「本当に全身筋肉なんですね……あれ、じゃあ悠が寒いのは苦手なのは?」

悠「俺は素で寒いのが苦手。まだ、水には浮くしな」
摩耶「悠くんて体重いくつだっけ?」

悠「多分八十~九十の境をいったり来たり。来年までには百を目指したい。」

ともき「八十か九十もあるのか!?」

悠「そんな驚きか?」

ともき「いや、確かに悠はデカイけど…そこまで体重ありそうには…」

悠「脱いだらわりとスゴいって知ってるだろ。」

ともき「その言い方やめろ!」

悠「っか、正直言えば目標は金剛ボディなんだよな…。マジでそれだけの筋肉を搭載したい。」

ともき「……(鈴猫さんとか聞いたら嘆きそうだな。)」

摩耶「ちなみに金剛くんって今体重いくつ?」

金剛「秘密だ。」

ともき「え?」

金剛「柏からその手の質問に答えるのは禁止されてる」

悠「柏死ねば良いのにな。死ねば良いのにな。死ねば良いのにな。」

ともき「無感情で三回も言うなよ怖いから…」

摩耶「悠くんは柏さんが本当に嫌いだね」

悠「キノコと同列だ」

金剛「どういう意味だ?」

悠「口にすると吐き気がするから消滅してほしい。」

ともき「キノコ好きな人が怒るぞ…」

悠「なら、やはり柏が消え去ればいいな。」

ともき「おいおぃ…」

金剛「はぁ…」

摩耶「あはは。」
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