ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ーラスタ・ラヴ(11/28/夕)ー

ともき「ちわっ」

摩耶「ちぇき」

澪「や、二人ともいらっしゃい。」

ともき「え?」

摩耶「ん?」

美喜「なによ」

ともき「いや、摩耶くん。いつから?」

摩耶「やだなぁ。駅から一緒だったよ。」

ともき「いやいや、俺一人だったし……尾行したのか?」

摩耶「ううん、静かに後ろについてただけだよ。」

ともき「それ尾行っていわないか?」

摩耶「えへ♪」

ともき「はぁ…頼むから気配ゼロは止めてくれ」

摩耶「ごめんね。ちょっとした冗談だから。けど、みんなするでしょ?」

ともき「しないよ!?」

氷室 「おや、そうですか?私はやりますよ。」

ともき「うわっ!?」

摩耶「あ、氷室さん。ちぇき~」

氷室「こんにちは、摩耶君、ともき君。」

ともき「ど、どうも」

氷室「おや?どうかなさいましたか?」

ともき「どうかもなにも…氷室さんはいつからですか……」

氷室「今来たところですが?」

ともき「扉開く音しなかったし、なんで気配を消して初めか居たように話しに参加するんですか…」

氷室「摩耶君が面白そうな話をしていたのでつい」

摩耶「にこにこ」

ともき「はぁ…」

氷室「そこまで気配を感じませんでしたか?」

ともき「全然。」

氷室「ただ足音を消していただけなんですけどね」

摩耶「無音殺って怖いよね。」

ともき「殺って、殺られるのか?!」

氷室「やだな。私はそんな事しませんよ。」

ともき「何故だかいっこうに安心できません」

氷室「安心といえば、悠さんは?」

ともき「悠と安心がどう繋がったかは知りませんけど、悠なら今日は居ませんよ。」

氷室「なにかご用事が?」

ともき「さぁ、最近気がつくと煙のように消えてますから」

摩耶「夜八時になったら僕は合ってるけどね」

ともき「そうなんだ」

摩耶「えへ、いいでしょー。」

ともき「いいのかな?」

氷室「あぁ、ともきくんは悠さんとツーカーの仲ですからあまり、羨ましくないんですね。」

ともき「ツーカーって…」

摩耶「むっ。」

ともき「いや、むっとされても」

氷室「いやぁ、悠さんが羨ましいですね。こんなにモテて」

ともき「氷室さん……。」

氷室「いや、いや、女性にモテるのだけではやはり上手くいきませんからね。男性にも女性にも分け隔てなく接しませんと」

摩耶「悠君の場合は分け隔てなく接するんじゃなく、分け隔てなく絡まってるってかんじだけどね。老若男女関係なく」

ともき「それに加えて女子供に甘いし」

摩耶「だよね、だよね。それが心配なんだよね……なんかその内本当にちょこちゃんや真桜ちゃんと一線越えそうで」

氷室「じゃあ、私は翡翠ちゃんか音無さんに賭け……いえ、大穴でいきましょう」

ともき「大穴?」

氷室「鈴猫さんに賭けましょう」

ともき「……(鈴猫さん、氷室さんの中では貴女は大穴レベルらしいです…)」

澪「オーナーは誰に賭けます?」

美喜「私の超強運を持ってしても誰に賭けても外れそうだから賭けない」
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