ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ーラスタ・ラヴ(11/27/夜中)ー

悠「ちぇき」

美喜「あ、来たわね。」

悠「あー?」

澪「いや、最近悠は夜中にしか来ないからそろそろかなって」

悠「そうだな。ちょっといま、色々忙しいんだ。」

拳二「なにが忙しいんだ。」

悠「拳二と……氷室さん?」

氷室「どうも。なにやら久しぶりですね」

悠「そうかな。っか、変なペアだな」

拳二「どういう意味だ。」

悠「見たままを口にしただけだよ。」

氷室「最近、よくお話するようになりまして」

悠「共通の話題なんかあるのか?」

拳二「話題はねぇが。麻雀をな。」

氷室「はは、まぁ…私は下手の横好きレベルですけどね」

拳二「よくいうぜ。」

悠「麻雀ねぇ」

拳二「お前も入ってくれりゃあ、もっとおもしろくなるんだが…」

悠「金かけて打つやつとはしない」

拳二「それだとつまんないだろ」

悠「普通に打て普通に」

氷室「まぁ、なにかゲームをプレイする場合必然的にそういった要素が出てくるのは仕方ないことですよ」

悠「氷室さんまで…」

氷室「何事もほどほどのギャンブル性があるほうが燃えるのは必然かと」

悠「だったら俺は年末ジャンボ買うって」

拳二「それは俺も買った。」

氷室「私も一枚だけ」

悠「一枚だけかよ」

氷室「私の場合は夢を買うだけなので、一枚で十分なんですよ」

悠「は、はぁ…」

拳二「それより何に忙しいんだ?ん?女か?おぅ?」

悠「近いし、肩を組むな。あとセクハラやめろ。四季のセクハラマスターたる俺に無礼だろ」

氷室「何をいってるのか…よくわかりませんね。」

悠「解らないことを考えても無駄だ。頭痛くならぁ」

氷室「それで本当のところは女性関係ですか?」

悠「なんで皆して俺に女性関係があると決めつけたがる?俺は年中無休でドフリーだよ!」

氷室「まぁ、その辺り事は置いておいて、悠さんと一緒にいればかわいいや美人の女性と仲良くなれるんじゃないかと思いまして」

悠「なれないし、っか、別にそんなことしなくても氷室さんなら余裕でしょう」

氷室「いやいや、まさか。」

拳二「俺はもう少しお前と飲みにいきてぇな。」

悠「やだ。」

拳二「即答かよ!」

悠「お前がつれていく店は必ず女がくるから嫌なんだよ」

拳二「そういう店だし。いいじゃねぇか女好きだろ」

悠「好きだが皆から名刺もらうの困るんだぞ。それが家で見つかったら皆の視線が冷たいし。」

氷室「自業自得では?」

悠「俺はなんもしてねぇし!」

氷室「ふむ、では拳二さんはどうして悠さんを?」

拳二「コイツは舌が回って雑学が多いだろ。キャバとかだとうけがいいんだよ」

氷室「なるほど。」

悠「いや、納得しないでくださいよ…」
78/100ページ
スキ