ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】
ーラスタ・ラヴー
森下「質問を変えていいかな。」
紅「どうぞ。」
森下「君が崇くんに着いていく理由はなんだい。」
紅「うーん…答えてもいいすけど、多分共感はできませんよ?」
森下「構わないよ。むしろそれがコラムだからね。」
紅「はは、理由はたったの一言、憧れですよ。」
森下「憧れ…これは思っていたより普通だね。」
紅「言葉に出すと安っぽくなりますからね。けど、まぁ…実際に会って見たら解りますよ。憧れるて意味が。」
森下「それは見た目的な意味かい?聞く話によるとかなりのイケメンだとか。」
紅「あー、全然違います。確かにカッコイイっすよ。けど、そーゆーのは女に聞いてください。俺が言いたいのは結局腕っぷしなんですよ。記者さんなんか運動っか格闘技の経験は?」
森下「僕かい?学生時代は空手をやってたよ。」
紅「なら、分かりやすい。喧嘩とか強かったでしょ。」
森下「まぁ、ここだけの話ね。ヤンチャしてたよ。あ、わかった。崇くんはアレなんだね。武術の達人」
紅「ははは。記者さん、全然わかってないなぁ。逆ですよ逆。」
森下「逆?」
紅「崇さんはね。武術も武器もなーんにも使わない。必要ないんですよ。プロレス、ボクシング、空手…そんなもん、関係無いんですよ。」
森下「じゃあ彼の強さって?」
紅「アンタも解んない人だな。崇さんは強い。ただ強いんですよ。いや、強すぎるんすよ。例えるなら虎は虎として生まれて、その身体が強いのは当たり前と決まっているようなもんです」
森下「つまり…技術や地位じゃなく…」
紅「そう。…崇さんは崇さんとして生まれたから強い。肉体に拳、風格に闘志、なんもかんもが規格外なんっすよ。あの人身体鍛えませんしね。」
森下「え?ちょっと待った。今なんて?」
紅「身体鍛えない。」
森下「そんな馬鹿な。鍛えないのに強い身体なんか存在するわけがない。」
紅「それがするんすよ。俺もね一回どんな鍛え方したら強くなれるのか本郷っうのに聞いたんすよ。そしたら、崇さんは勝つための努力はしない。あるがままに闘うって。崇さんにとって鍛えることは女々しいことらしいっす」
森下「はぁ~…聞くだけで凄まじいね。」
紅「ふふ。こっからはオフレコで頼みますね。俺はねこーゆうのを武器として携帯してるんすが」
森下「バ、バットかい?」
紅「えぇ、他にも銃や鞭使うやつもいますよ。けどね…俺も含めてソイツら全員が情けなく思うときがあるんですよ。崇さんは弱い奴が強者に挑むための武器(技術)は必要ってくれるんすがね。」
森下「成る程…」
紅「俺から話せるのはこんくらいですね。」
森下「いや、ありがとう。素晴らしかったよ」
紅「ども。…けどな、記者さんどうせなら他の奴の話も聞いた方がいいぞ。なんなら俺から話通しておくけど?」
森下「いいのかい!」
紅「ああ、どうせ書かれるならシッカリとしたのを頼みたいしな。次の取材のとき連絡くれよ。都合つくやつ呼んどくから」
森下「質問を変えていいかな。」
紅「どうぞ。」
森下「君が崇くんに着いていく理由はなんだい。」
紅「うーん…答えてもいいすけど、多分共感はできませんよ?」
森下「構わないよ。むしろそれがコラムだからね。」
紅「はは、理由はたったの一言、憧れですよ。」
森下「憧れ…これは思っていたより普通だね。」
紅「言葉に出すと安っぽくなりますからね。けど、まぁ…実際に会って見たら解りますよ。憧れるて意味が。」
森下「それは見た目的な意味かい?聞く話によるとかなりのイケメンだとか。」
紅「あー、全然違います。確かにカッコイイっすよ。けど、そーゆーのは女に聞いてください。俺が言いたいのは結局腕っぷしなんですよ。記者さんなんか運動っか格闘技の経験は?」
森下「僕かい?学生時代は空手をやってたよ。」
紅「なら、分かりやすい。喧嘩とか強かったでしょ。」
森下「まぁ、ここだけの話ね。ヤンチャしてたよ。あ、わかった。崇くんはアレなんだね。武術の達人」
紅「ははは。記者さん、全然わかってないなぁ。逆ですよ逆。」
森下「逆?」
紅「崇さんはね。武術も武器もなーんにも使わない。必要ないんですよ。プロレス、ボクシング、空手…そんなもん、関係無いんですよ。」
森下「じゃあ彼の強さって?」
紅「アンタも解んない人だな。崇さんは強い。ただ強いんですよ。いや、強すぎるんすよ。例えるなら虎は虎として生まれて、その身体が強いのは当たり前と決まっているようなもんです」
森下「つまり…技術や地位じゃなく…」
紅「そう。…崇さんは崇さんとして生まれたから強い。肉体に拳、風格に闘志、なんもかんもが規格外なんっすよ。あの人身体鍛えませんしね。」
森下「え?ちょっと待った。今なんて?」
紅「身体鍛えない。」
森下「そんな馬鹿な。鍛えないのに強い身体なんか存在するわけがない。」
紅「それがするんすよ。俺もね一回どんな鍛え方したら強くなれるのか本郷っうのに聞いたんすよ。そしたら、崇さんは勝つための努力はしない。あるがままに闘うって。崇さんにとって鍛えることは女々しいことらしいっす」
森下「はぁ~…聞くだけで凄まじいね。」
紅「ふふ。こっからはオフレコで頼みますね。俺はねこーゆうのを武器として携帯してるんすが」
森下「バ、バットかい?」
紅「えぇ、他にも銃や鞭使うやつもいますよ。けどね…俺も含めてソイツら全員が情けなく思うときがあるんですよ。崇さんは弱い奴が強者に挑むための武器(技術)は必要ってくれるんすがね。」
森下「成る程…」
紅「俺から話せるのはこんくらいですね。」
森下「いや、ありがとう。素晴らしかったよ」
紅「ども。…けどな、記者さんどうせなら他の奴の話も聞いた方がいいぞ。なんなら俺から話通しておくけど?」
森下「いいのかい!」
紅「ああ、どうせ書かれるならシッカリとしたのを頼みたいしな。次の取材のとき連絡くれよ。都合つくやつ呼んどくから」