ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ーラスタ・ラヴ(11/25夜)ー

悠「はあぁ…寒いなぁ」

ともき「だからって人にしがみつくな。」

悠「気にするなよ。」

スリスリ…スリスリ…

ともき「猫かお前は。」

悠「そんなに愛らしいか」

ともき「お前のポジティブには負けるよ」

美喜「熱燗おいとくわよ。」

悠「おー、きたきた。」

澪「おちょこは…ひとつでいいか?」

ともき「二つだよ。」

悠「俺は口移しでも全然構わないぞ。」

ともき「お前はやりかね無いから却下。」

悠「ともきが好きなんだよ。んっ~」

ともき「やめい!肩を抱くな!顔を近づけるなこの馬鹿野郎!」

千夜「……お前らアホか?」

悠「お?千夜ちゃん、ちぇき。」

千夜「お前ら日に日に関係がヤバくなってねぇか?」

悠「初めからこういう関係ですが?」

ともき「ちげぇよ!」

千夜「……っか、よぉ、なんでまたあのガキ共がいる?」

なのは「また、ガキっていわれたの…」

フェイト「……」

悠「なんかここが気に入ったらしいぞ」

ともき「頼むから子供の前で変なことしないでくれ。」

悠「俺らのイチイチは変なことじゃない。愛があるもの」

ともき「会話しろや!」

千夜「アホらし…帰る。」

フェイト「本当に帰っちゃったよ」

悠「千夜ちゃんは気難しいからな。」

ともき「お前の言行動に呆れただけじゃないか?」

悠「それより寒い…美喜暖房強めてよ」

美喜「もう結構強めよ。」

悠「むぅ…ともき、俺の膝に座らないか?」

ともき「うんっていったら馬鹿だろ。」

悠「摩耶は座ってくれるぞ」

ともき「……」

悠「はぁ、家だったらツナギの中にマリオに入ってもらうんだけどな」

ともき「マリオで暖をとるなよ」

悠「違う、俺がマリオの暖になってるんだし!」

ともき「いってて悲しくないか?」

悠「全然。マリオのためなら大頭領でも殴ってやる」

ともき「やりかね無いから止めろ。」

悠「はぁ…。あ、そうだ。フェイト俺の膝に座らないか?」

フェイト「……えぇ?!」

悠「なのはでもいいけど」

なのは「急にどうして?」

悠「子供の体温て高くて暖かいだろ。」

フェイト「……」

なのは「……」

悠「あれ、なんか睨まれてる?」

ともき「今のはお前が悪いな。」

悠「なんで?!」

フェイト「……座っていいの?」

悠「お?いいぞ。おいで」

フェイト「うん…」

ポフッ

悠「おーやっぱり暖かいわ。しかも、この位置、頭を撫でてくださいと言わんばかりの定位置だな。」

ナデナデ…ナデナデ…

フェイト「あっ///」

ともき「頭を撫でたいっか、髪さわりたいの間違いだろ。」

悠「うわっ…髪ほそっ。なにこのサラサラ感、絹糸?」

クルクル~

フェイト「こ、こそばいよ…」

なのは「フェイトちゃん大胆…写メとっとくね」

フェイト「なのは!?」

ともき「(ときどき黒いな…)」
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