ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ーラスタ・ラヴ(11/24)ー

紅「冗談は置いといて…結局なんだ?」

悠「その冗談のせいで俺は少女二人と女一人に冷ややかな目でみられてるんだが?」

鈴猫「……」

なのは「……」

フェイト「……」

紅「気にするなよ。」

悠「気にするっーの!っと言いたいところだが今は気にしないで、あのな…」

鈴猫「気にしてよ!」

悠「廃校の幽霊の噂。あれ、俺が噛むことにしたから」

紅「マジか。」

悠「マジだ。っか、もう正体はわかってるんだ。」

紅「うっそ、仕事早いな…。」

悠「ま、まぁな。(何にもしてない事は黙ってよう)」

紅「いやぁ、流石だ。うんうん。悠かっけーよ。」

悠「はは、なんか良心が痛いから誉めるなマジで。」

紅「良心?」

悠「いや、なんでもない。それでだ…あの廃校な私有地で持ち主が居たんだ。」
紅「廃校なのにか?」

悠「廃校なのにだ。」

鈴猫「じゃあ幽霊じゃなかったんだね。」

悠「そいう事だな。っで、紅に頼みたいことがある。」

紅「うん?」

悠「あの敷地一帯をなガキの溜まり場にしないようにしてほしいんだ。」

紅「え~…それはどうだろ。あそこってフリーだろ。俺がなにってより崇さんに相談したほうが良くないか?」

悠「崇なぁ…」

鈴猫「けど、悠はなんでそんなにその廃校に拘ってるの?」

悠「え、ん~まぁちょっとな。」

紅「歯切れが悪いなぁ。もしかして、誰かとなにかやってるとか?あ、女と廃校でイチイチしてる?」

悠「イチイチはしてねぇよ。あんな寒い場所で」

紅「女関係なのは確かなのか?」

悠「女女女うっさいよ!」

鈴猫「悠…」

悠「鈴猫もなんで睨んでる」

なのは「悠さんはもう少し空気を読まないとダメなの」

悠「わぁお…」

紅「ついに子供にまで空気読め発言されたな」

悠「「からけ」くらい読めるっーの!」

フェイト「すでに読めてないよ…」

悠「まぁ、その話は後にして紅無理か?」

紅「タダじゃなぁ…」

悠「こっちは愛美にもなんか奢るって約束したんだぞ…」

紅「モテる男は大変だな」

悠「モテるってより、たかられてるって表現が正解な気がする」

紅「別に奢れとかはいってないぞ。」

悠「じゃあな何が目的だよ」

紅「そうだなぁ。晩飯の招待とデート一回でどうだ?」

鈴猫「デート?!」

悠「普通に遊ぼうといえ。遊ぼうと」

紅「あはは。」

悠「笑いごっちゃねぇよ。」

紅「まぁ、いいじゃん。さて、じゃああそこら一帯に傘下チームに伝達しとくわ。」

悠「おう。頼む。」

紅「けど、それ以外は俺の管轄外だから」

悠「わかってるちゃんと崇に俺から話すよ。」

紅「そうしてくれ。」
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