ｰラスタ･ラヴｰ

紅「あ、そうだ。話しは変わるけどな。」

悠「あー？」

紅「いや、例の…」

鈴猫「こんにちは」

崇「なんだ、多いな。」

美喜「いらっしゃい。」

崇「悠、ちょうど良い。」

悠「あー？」

崇「例の噂お前は噛んでるのか？」

悠「なんの話しだ。」


鈴猫「あれ、廃校の幽霊の話知らないの？」

悠「…あ、あぁ。あの噂か。」

崇「新しいの方だ。廃校から夜中なにかを打つ音が聞こえたりしてるらしい。幽霊かは知らんがどうやらナニかは居るみたいだな」

悠「……なに、Sウルフ動いてるのか？」

崇「いや。そんな怪談話は興味ない。だが、注意はしている」

紅「あれっすよね。もしそこらの雑魚チームがたむろし出してたら血祭りに挙げる」

崇「紅、子供の前だぞ。すまないな、変な話をして」

なのは「は、はい//」
フェイト「平気です//」

悠「見てみろ。王は話すだけでアレだぞ。」

ともき「はは。」

鈴猫「わ、私は崇より、悠の方がぜんぜん魅力的かなー…なんて」

悠「なんかいったか？」

鈴猫「……」

美喜「酒瓶で殴る？」

澪「オーナー、中身入り一升瓶は死にますから。」

なのは「悠さん、酷いの…」

フェイト「……」

悠「あれ、なんで非難の的になってるの？」

ともき「それが解るようになれ。」

崇「まぁ、無理だろうけどな」

悠「なんっか、お前に言われるとムカつくな。」

紅「ん？」

チャキ

悠「わかった。わかった。わかったから後頭部をバットで突っつくのやめてください。お願いします」

美喜「縦に振り下ろしてみない？」

紅「いいか？」

悠「よかねぇよ！」

鈴猫「ダメッ！」

千夜「……さき、帰るぞ。」

崇「薫によろしくいっといてくれ。」

千夜「はい、わかりました。」

悠「っか、冗談は置いといてだ…崇、その廃校の事なんだけど…」

崇「やっぱり噛んでるのか？」

悠「噛んでるちゃ噛んでるような、噛んでないような…」

崇「歯切れの悪いやつだな……あぁ、そうか」

悠「なんだ？」

崇「歯切れの悪い場合。また女関係だろ。」

フェイト「……」
なのは「……」
鈴猫「……」

悠「そんなんじゃ…」

♪～～♪～

ともき「悠、携帯鳴ってるぞ」

悠「この着音は…くそ、こんなタイミングで……ちょ、ちょっと用事できたから帰るわ。」

鈴猫「えっ…」

悠「じゃな。はい、もしもし……」

紅「珍しいな悠が電話出るなんて」

ともき「なんかあの着音の時は必ず出てるんだよ」

紅「女かな？」

ともき「かもしれないが…どうだろう。」

鈴猫「はぁ…あんまり話せなかった」

崇「くくっ、電話してみたらどうだ？」

鈴猫「……嫌み？」