ｰラスタ･ラヴｰ

真桜「ちっ、興が冷めたなの。金剛、帰るぞなの」

金剛「は？」

真桜「なんだ、真桜を送るのが不服かなの」

金剛「いや、送るよ。送らせてもらいますよ。」

なのは「……」

フェイト「……」

ともき「なぁ、教育上良くなくないか？」

千夜「こんな場所に来てる時点で良いわけねぇだろ」

美喜「こんな場所で悪かったわね。」

千夜「……」

真桜「あ、そうだ。ともき」

ともき「なんだ？」

真桜「あの壊れたロケット花火が顔を出したら、夜には帰るのかどうか連絡しろと伝えてくれなの」

ともき「了解。」

真桜「金剛、肩に乗せろなの～。」

金剛「タクシーじゃ無いんだけど…」

真桜「乗り物には代わりなしなの」

金剛「……」

千夜「あの男も大変だな…」

ともき「金剛さんが大変なのか、真桜ちゃんが上手なのか…」

美喜「それより、そっちの二人どうするの？」

ともき「えと…」
↓
千夜「こっち見んな」

ともき「連れてきたの千夜なのに」

千夜「あ゛？」

ともき「このお兄ちゃん優しかったか？」

なのは「はい。親切に声をかけてくれたの」

ともき「千夜君は優しいなぁ。」

千夜「頭と腹……どっちがいい？」

ともき「ブレイク、ブレイク。立たないでくれ、足を振らないでくれ。」

悠「ちぇき！久々に言うぜ！俺は四季の…」

紅「フラグクラッシャーだ！」

悠「黙れリアルにブレイカー(壊し屋)野郎が！」

紅「あはは」

千夜「うぜ…」

ともき「おい、なんでそんなテンション高いんだ？」

悠「いや、別に」

ともき「普通に冷めたよ…本当になんでもなかったのか」

紅「いやぁ、ノリだよな？」

悠「一時のテンションに身を任せるとろくなことがないぞ」

ともき「お前の事だよ」

悠「にゃーん」

千夜「アホだ…」

紅「お、千夜ちゃん。おひさ。」

なのは「あ、あの…」

悠「阿野さん、呼んでますよ？」

ともき「誰だよ！」

悠「冗談、冗談。っか……なんで、二人が居るんだ！？」

ともき「驚くのおせぇよ！っか、いちいち反応がめんどくさい！なんで今日に限ってそんなにボケ倒しなんだよおぉ！！」

紅「うぉ、ともきのツッコミが本気だ…」

悠「これだからボケはやめられねぇぜ。いっひっひ」

なのは「……」

フェイト「……」

千夜「お前らよぉ、先にこっちの相手してやれよ」

悠「すまん。話がそれたな」

紅「それるもなにも始まって無かったよな？」

悠「だまらっしゃい。」

フェイト「あの…」

悠「うん？」

フェイト「本当に悠さんですか？」

悠「俺は一人しか居ないから当人だけど」

紅「もう一人いるよな？」

ともき「話がややこしくなるから」

なのは「前に話したときはもう少し落ち着きがあった人だったような…」

悠「まぁ、状況によってテンションが変わるから。」

ともき「情緒不安定か」