ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ー小鳥遊邸ー

悠「ただい…ま痛っ…!」

駒狸「お帰りなさ……って、悠君どうしたんですか!首!」

悠「…王様にハングッドマンされてドラゴンクラッシュを落とされた」

駒狸「なに訳のわからないことを」

花描「なに、玄関先で騒いでるんだ。真桜ちゃんのカミナリが落ちるぞ」

悠「もうこれ以上なにかが落ちるのは勘弁だよ」

花描「なんか面白い首の曲がりかたしてるけど…首据わってなかったのか?」

悠「生後なんか月だよ。」

花描「なんか前も首逝ってなかったか?」

悠「なんか知らんが高確率で俺は首を怪我するんだよ」

駒狸「変な冗談言ってないでこっち来てください!」

悠「へーい」

駒狸「痛いですよね…」

悠「動かしたらな」

駒狸「首は死にますよ…」

悠「今回の一件に関しては俺は完璧に被害者だ。」

花描「そなのか?」

パッ…

影子「見てた限りだと…まぁ、被害者かな。」

悠「どうみても被害者だったろ!お前の目はフジツボか!」

影子「そんな気持ち悪いもんのわけないでしょ!てゆーか節穴かでしょーが!」

花描「余裕あるな」

悠「ねぇよ!痛っ…」

駒狸「首振ったら、ダメですよ!」

さすさす…

悠「……首は痛いが駒狸さんに撫でられるのは悪くない」

影子「バカっじゃねーの」
悠「カゲコ、こそばし倒してやるからこっちこい」

影子「いかねーし、カゲコじゃねーし!」

悠「……デコ、カゲコをこそばし倒してやれ」

楓子「はいっすやよ!」

コチョコチョ…
コチョコチョ…

影子「やっ…ひっぁっ…さ、さわっ…んんっ…や、やめっ…あっ…はぅっ…」

悠「エロいわぁ」

花描「ピエロ君がな」

悠「バカをいうな。俺は何もしてないだろ。」

真桜「なにやかましくどんちゃん騒ぎしてやがるなの」

悠「おぅ、ちょっとデコとカゲコが百合百合してるだけだ」

楓子「この辺とかどうっすかやよ」

コチョコチョコチョコチョ…

影子「や、やぁっ…だめっ…」

真桜「…レズビアンかなの?」

悠「いや、百合百合だ」

要「変なことやらせるなよ」

悠「あれは正当な仕置きだ。」

楓子「師匠終わりましたっすやよ。」

悠「ご苦労。カゲコ、反省したか?」

影子「ハァハァハァハァ…ば、ばかぁ…」

真桜「エロいなの」

悠「エロいな」

花描「エロい」

要「四方で声を揃えてエロいエロいいうなよ。」

駒狸「だ、大丈夫ですか?」

影子「あたい…デコ嫌い…。」

楓子「ガーン……し、師匠嫌われちゃったっすやよ」

悠「俺は嫌いじゃないけどな。頭の悪い子犬みたいで」

楓子「なら、全然おっけーっす!師匠に嫌われてないなら、明日からも頑張れますやよ!」

悠「よーしよし。」

ワシャワシャワシャワシャ

楓子「わふわふわふーっすやよ!」

花描「頭の悪い子犬っての聞こえてなかったのか?」

真桜「頭の悪い子犬だからななの」

要「ある意味不憫な娘だな」

影子「むぅ~……!」

悠「よーしよし。」

駒狸「……あっ!カゲコさん」

影子「なに?」

駒狸「ワシャワシャしましょうか?」

影子「気の使い方が間違ってるから!」
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