ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ーラスタ・ラヴー

悠(女)「zzz…zzz…」

悠「寝るの早っ…」

紅「それ、悠も同じだから」

ともき「まぁ、同じ二人だしな」

悠「いやいや、コイツと俺は違うっての」

ぎゅ~

悠(女)「にゅ~…zzz」

灼羅「もう、ヌシら同士で付き合えばどうじゃ?」

悠「近親相姦は如何なもんだろう。いや、近親なのか…?うーむ…」

ともき「変なところで悩みだしたな」

悠(女)「zzz…」

紅「起きないなぁ~」

千夜「……」

澪「あ、いらっしゃ…」

千夜「一番いい人を葬る方法ってなんだろうな…」

悠「そうだな……バレないようなバラして産業廃棄物のなかに埋めといたらどうだ。まず堀かえされないし。腐敗も早い、時間がたてば骨も溶けてなにも残らないぞ。」

ともき「真面目に答えるな。」

紅「千夜ちゃんにしてはダークなこと言い出してどした?」

千夜「あのクソアマがウザい…」

悠「コイツか?」

悠(女)「zzz…」

灼羅「容赦ない……っと、いうか酷いのぅ」

千夜「いや…そいつじゃねぇよ。ウゼェったら…」

デイジー『千夜様ーいらっしゃいマスか?』

千夜「アレだ……」

悠「なるほど。」

朝露「お嬢様、あまり走られると危ないですよ。」

紅「お、メイドだ。」

悠(女)「むにゃむにゃ…メイド…?」

ともき「反応したよ…」

悠「俺寝てるときこんなん?」

ともき「明言は避けとくよ」

千夜「チッ……なんか用か」

デイジー『アラアラ、ご挨拶デスワね。鍛練の調子はいかがかとワザワザ伺いにキマシタのに。』

朝露「あぁ…なんてお優しいお嬢様。その寛大さは海より広いです。」

デイジー『ホッホッホ。キリたら誉めすぎデスワよ。』

千夜「ボケ合い漫才始めるなら、他所でやれ。」

灼羅「……あのかん高い嘶きは大気を震わし超振動を起こす禁術か古代魔術のひとつか?」

紅「マジか!?」

ともき「ただの笑い声です。あと、紅君もいちいち反応しない」

朝露「アナタねぇ、少しはお嬢様に感謝することができないのかしら?」

千夜「感謝てのはな、それ相応の行動をとった奴に対する行為だ。万がいや、億が一にも、その女にとる行動じゃない」

デイジー『千夜様は照れやデスワね。』

千夜「頭イカれてんじゃねぇか?」

朝露「蹴り倒しますよ?」

千夜「あ゛…?」

紅「千夜ちゃん頑張れ~」

ともき「止めようぜ…」

美喜「……」

澪「オーナー、どうかしました?」

美喜「……私も久々にメイド服に着替えようかしら」

悠「手伝おうか?」

美喜「まったく必要ない。」

灼羅「平和じゃな」

澪「平和だな…。」
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