ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9
ー都内某所ー
悠「♪~♪」
ともき「調子いいか?」
悠「あぁ、やっぱりiPod買い換えて正解だったよ。」
ともき「音楽無しじゃ生きられないタイプだもんな」
悠「それでもリッカほどじゃないぞ。リッカは一日三回は歌わないと爆発するらしいから」
ともき「なんで俺の知り合い全般には爆発するような奴が多いんだろうな。」
悠「危険物取り扱い免許もっとけ。」
ともき「うるさいよ、歩く危険物」
悠「誰がだよ。」
ともき「誰がだろうな。」
悠「このヤロ!耳たぶかじってやる!」
ともき「やめろ!っか、まっすぐ歩け!」
ドッ!
「きゃっ」
悠「あ、すいません」
ともき「ほら~。ぶつかった。」
悠「申し訳ない。大丈夫ですか?」
「あ、はい~。こちらこそすみません~」
ともき「立てれますか?」
「大丈夫です~。あの~それよりひとつお聞きしていいですか~?」
悠「はい?」
「ここは何処でしょうか~?」
悠「……はい?」
ともき「……はい?」
~状況説明中~
悠「つまり、三浦さんは事務所に向かってる途中に迷子になった…と?」
あずさ「はい~。あずさで構いませんよ~。」
ともき「……(三浦あずさ?どっかで聞いたような…)」
悠「ちなみに事務所の場所は?」
あずさ「えーと………の方です」
ともき「なるほど…池袋と反対ですよね。どうやったら迷ったんすか」
あずさ「気がついたらいつの間にか~。」
悠「あぁ、それはありますね。俺も学校に向かっていたはずなのに気がついたら池袋でウロウロしてたりしますから。」
ともき「お前のは故意だろ」
悠「誰が徘徊老人だ」
ともき「いってねぇよ!故意だろったんだ」
悠「恋?」
ともき「耳に蜘蛛の巣でも張ってんじゃないか?」
悠「恋の迷宮に迷い込んだらそりゃ歩き回らないと……」
ともき「いい加減、人の話を聞く器官を機能させろ」
あずさ「うふふ。面白い人たちですね~。」
悠「でしょう!ともきは世界のツッコミ王ですから」
ともき「うるさいよ。」
悠「まぁ、冗談はこのあたりにして、あずささん良かったらその事務所まで送りますけど」
あずさ「あらあら、よろしいんですか~?」
悠「いいですよ。ともき暇ですから」
ともき「お前の時間潰しに付き合ってるんだよ!」
悠「いっひっひ。冗談、冗談。さ、いきますか。」
ともき「場所わかってるのか?」
悠「あぁ、大丈夫。その事務所の前なら俺の散歩コースの範囲だ。」
ともき「お前、フットワークほんと軽いな。」
あずさ「じゃあ、よろしくお願いします~」
~移動中~
悠「ここですよね」
あずさ「はい~。ありがとうございます~」
ともき「765プロダクション……って芸能事務所!?」
悠「はは、そんなバカな……マジだ!?」
ともき「気づいて無かったんかい!」
悠「全然」
あずさ「あの~、良かったらお礼をしたいのですが~。すこし、上がっていきませんか~?」
悠「それじゃ、遠慮な……ん?」
ともき「珍しく携帯してる携帯鳴ってるぞ。」
悠「誰だよ……はい?…うん?うん。はぁ…いや、暇っか……わかった。ラスタだな。」
ともき「どした?」
悠「なんか禅に呼ばれた。ちょい行ってくる。」
ともき「俺も着いてくよ。」
悠「ということで、あずささん、お礼は辞退させてもらうよ。じゃ。」
ともき「失礼します」
あずさ「あらあら~。」
悠「♪~♪」
ともき「調子いいか?」
悠「あぁ、やっぱりiPod買い換えて正解だったよ。」
ともき「音楽無しじゃ生きられないタイプだもんな」
悠「それでもリッカほどじゃないぞ。リッカは一日三回は歌わないと爆発するらしいから」
ともき「なんで俺の知り合い全般には爆発するような奴が多いんだろうな。」
悠「危険物取り扱い免許もっとけ。」
ともき「うるさいよ、歩く危険物」
悠「誰がだよ。」
ともき「誰がだろうな。」
悠「このヤロ!耳たぶかじってやる!」
ともき「やめろ!っか、まっすぐ歩け!」
ドッ!
「きゃっ」
悠「あ、すいません」
ともき「ほら~。ぶつかった。」
悠「申し訳ない。大丈夫ですか?」
「あ、はい~。こちらこそすみません~」
ともき「立てれますか?」
「大丈夫です~。あの~それよりひとつお聞きしていいですか~?」
悠「はい?」
「ここは何処でしょうか~?」
悠「……はい?」
ともき「……はい?」
~状況説明中~
悠「つまり、三浦さんは事務所に向かってる途中に迷子になった…と?」
あずさ「はい~。あずさで構いませんよ~。」
ともき「……(三浦あずさ?どっかで聞いたような…)」
悠「ちなみに事務所の場所は?」
あずさ「えーと………の方です」
ともき「なるほど…池袋と反対ですよね。どうやったら迷ったんすか」
あずさ「気がついたらいつの間にか~。」
悠「あぁ、それはありますね。俺も学校に向かっていたはずなのに気がついたら池袋でウロウロしてたりしますから。」
ともき「お前のは故意だろ」
悠「誰が徘徊老人だ」
ともき「いってねぇよ!故意だろったんだ」
悠「恋?」
ともき「耳に蜘蛛の巣でも張ってんじゃないか?」
悠「恋の迷宮に迷い込んだらそりゃ歩き回らないと……」
ともき「いい加減、人の話を聞く器官を機能させろ」
あずさ「うふふ。面白い人たちですね~。」
悠「でしょう!ともきは世界のツッコミ王ですから」
ともき「うるさいよ。」
悠「まぁ、冗談はこのあたりにして、あずささん良かったらその事務所まで送りますけど」
あずさ「あらあら、よろしいんですか~?」
悠「いいですよ。ともき暇ですから」
ともき「お前の時間潰しに付き合ってるんだよ!」
悠「いっひっひ。冗談、冗談。さ、いきますか。」
ともき「場所わかってるのか?」
悠「あぁ、大丈夫。その事務所の前なら俺の散歩コースの範囲だ。」
ともき「お前、フットワークほんと軽いな。」
あずさ「じゃあ、よろしくお願いします~」
~移動中~
悠「ここですよね」
あずさ「はい~。ありがとうございます~」
ともき「765プロダクション……って芸能事務所!?」
悠「はは、そんなバカな……マジだ!?」
ともき「気づいて無かったんかい!」
悠「全然」
あずさ「あの~、良かったらお礼をしたいのですが~。すこし、上がっていきませんか~?」
悠「それじゃ、遠慮な……ん?」
ともき「珍しく携帯してる携帯鳴ってるぞ。」
悠「誰だよ……はい?…うん?うん。はぁ…いや、暇っか……わかった。ラスタだな。」
ともき「どした?」
悠「なんか禅に呼ばれた。ちょい行ってくる。」
ともき「俺も着いてくよ。」
悠「ということで、あずささん、お礼は辞退させてもらうよ。じゃ。」
ともき「失礼します」
あずさ「あらあら~。」