ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ーラスタ・ラヴー

悠「あーーー……眠」

美喜「寝ないでよ」

悠「五十分だけ。」

ともき「ほぼ、本気寝じゃないか…」

悠「ともか、膝枕」

ともき「はいはい…好きにしてくれ。」

要「いいんだ!?」

澪「毛布持ってくるか?」

悠「頼む。」

美喜「澪、甘やかさないの。」

花描「良いじゃないか、ピエロ君は自由が一番なんだから。」

美喜「アンタも十分自由でしょ」

悠「むにゃむにゃ…」

要「寝るの早っ…」

花描「幸せな奴だな。」

悠「幸せ…ったらよう」

ともき「お前、寝るか起きるかはっきりしてくれ」

悠「この前さ、ほっそいサイドツインテールの可愛い女の子を西口公園で見かけたんだよ。むちゃくちゃ好みだった……」

ともき「……なんの話だ?」

悠「ちょっとした幸せの話し。」

ともき「寝てろ。」

悠「むにゃむにゃ…」

要「悠は大抵幸せな気がするけどな」

花描「毎日楽しそうだもんな」

ともき「コイツはコイツで苦労も多い気がするけどな。」

摩耶「うん、うん、悠くんはこうみえて結構気を使ってくれる人だからね。」

ともき「そう……摩耶くん?」

摩耶「こんにちわぁ」

要「いつのまに…」

摩耶「うーん?普通にさっき入ってきたよ」

花描「大したもんだな」

摩耶「えへへ」

悠「zzz…zzz…」

摩耶「悠くん、ともきくんの膝枕でおやすみ中かぁ。」

ともき「困ったもんだよ」

摩耶「僕は全然困らないけどね。膝枕するより、してもらう方だから。」

要「どうゆう関係?」

摩耶「うーんと……ただらなぬ関係」

「「「ぶっ!」」」

悠「……zzz」

花描「いったい、ピエロ君のどこがいいんだ?」

摩耶「悠くんって、普段はふざけててバカでアホでどうしょうもないけど…」

ともき「ズバズバいうなぁ」

要「可愛い顔で容赦なしだな。」

悠「……zzz」

摩耶「けどね、COOLで聡明になったり、すごく熱くなったりするんだよ。」

ともき「確かに…滅多に見せないけどな。」

摩耶「人に評価されない、実態が見えない事でしか動かないからね。」

花描「ピエロの鏡だな。」

摩耶「そこが良いんだけどね。それに昔ねーすっごく僕が落ち込んでるときに…「お前が俺を信じるなら、俺がお前を絶対に守ってやるから。お前は現実なんて見なくていい。かわりに俺が全部受け止めてやるから……いき」」

悠「摩耶!摩耶!摩耶!お腹空かないか!なにか食べたくないか?良かったら奢るぞ!な?な?」

摩耶「え~ほんとうに?じゃあ、ぼく金剛くんの所で焼き肉食べたいな」

悠「よし、いこう!さぁ、行こう!今すぐ行こう!すぐ行こう!」

摩耶「うん♪」

ともき「……摩耶最強説が浮上してきたな。」

花描「弱味って感じじゃないけどな」

要「悠はまっすぐ誉められるの苦手なんだな。」

ともき「天の邪鬼だからな。」
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