ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ーラスタ・ラヴー

ともき「ふぅ…あったまるな。」

澪「それはよかった。おかわりは?」

ともき「いや、十分。もう大丈夫だ。」

美喜「まぁ、ホットウィスキーだからね。そんなにパカパカ飲むものじゃないわ。」

ともき「じゃ、そろそろ帰ろうかな。」

澪「悠と入れ違いだしな。」

ともき「はは、どうせまた会うからいいさ」

悠「う~ちぇき~さむさむ。」

しんご「どれだけ寒さに弱いんだ…」

澪「いらっしゃ……って、悠おまえ帰ったんじゃないのか」

悠「う~…そんなことよりあったかいおしゃけをくだしゃい…」

美喜「寒さで言語が壊れてるわね」

澪「はぁ…俺がいうのもなんだけど飲みすぎだろ。」
悠「うるへー。お、ともきゅん発見!そして捕獲!」

ともき「冷たっ!?おま、その冷えた体で抱きつくな!」

悠「ともきゅんあったかいわぁ。ぬくぬくだわぁ」

ともき「だぁ!もぉ!っか、帰ったんじゃないのかよ」

悠「帰ろうとして、身体が冷えたからFCB(Friends Communication BAR)で一杯やって帰ろうとしたらまた寒くなったから舞い戻ってきたんだよ!」

ともき「知るか!」

澪「それで、しんごは?」

しんご「見送りの流れでついてきた。」

美喜「てゆーか、そのローテなら朝まで帰りつかないわよ…」

悠「流石に今の季節に路上で寝る勇気は持ち合わせてないぞ」

ともき「家に帰らんかい!」

悠「じゃあ、帰る間寒くないようにお手てつないでください」

ともき「俺じゃなく彼女にでも頼んでみろよ。」

悠「そんなもんいたら、俺が美味しく頂いちゃうだろ。っか、嫌味かコノヤロウ。舌ねじ込むだけじゃなくそのまま開発するぞ!」

ともき「なんで逆キレてんだよ。薬でも決めてんのかおまえは!」

悠「お薬なら毎日飲んでるよ!七色のやつ!」

ともき「捨てろ!」

悠「うっし。あったまってきた。」

しんご「どんな身体の暖め方だよ」

悠「こんな暖めかただよ」

ともき「こっちは熱いくらいだよ…。」

悠「いいなぁ。」

ともき「原因はおまえだよ!」

悠「俺ってそんな熱い男かな。」

ともき「……そうだな、使い捨てカイロなみだよ。」

悠「わはっ…使い捨てって部分が結構ダメージ」

しんご「悠の場合は熱いってより暑いだからな」

悠「どーゆう意味だ?」

ともき「熱血漢的じゃなく毛布とかその類いのあついだな。」

悠「どの類いだよ!?」

しんご「寝る前とかはあったかくて調度いいけど朝になったら隅に追いやられてる類い」

ともき「まぁ、わかりやすくいえば使い捨てカイロだよ」

悠「なるほど…って、わかんねぇよ!」

ともき「好きなようにとらえてくれ」

悠「ふむ……必要なときに必要な熱を与える聖人という風にとらえておく」

しんご「超プラス思考…」
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