ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ーラスタ・ラヴー

悠「けど、ほら要ちゃん周りの評価は高いと思うぞ」

要「なんでわかる?」

悠「なんとなく。」

要「……根拠なしかい」

悠「いいじゃんか、幼子に変態扱いされるのはあるいみご褒美とでも思えば」

要「そんな特殊性癖の扉は開けてない!」

悠「にゃーん」

ともき「まともに励ます気ないだろ」

悠「バレバレ?」

ともき「やっぱり…」

要「はぁ、これだから誰からも好かれるやつは」

悠「おいおい、それは違うぞ。確かに一部熱烈なダチは居るが基本的に俺は嫌われてるからな。祭を初め、宮塚に、獅子丸…池袋署だと確実にブラックリスト乗ってるだろうし、学校でもたぶん俺のこと気に入らないのはいっぱい居ると思うぞ……」

ともき「いってて辛くないか?」

悠「辛いわぁ…ちょっと雛呼んできてくれ。厄払って貰うわ。」

澪「フランの方がよくないか?」

悠「全破壊かよ。なに、俺の厄は取り除けないレベルに卓越か?」

美喜「アンタはネガティブなのかポジティブなのか解んないわね」

悠「当たり障りなく気楽だと思ってくれたら限りなく正解だ。」

澪「なんじゃそりゃ」

要「それでも幼女になつかれてるだろ」

悠「そこに拘ってないか?」

要「そんなことはない!」

悠「幼女になつかれてるっか、俺の脳みそと行動レベルが子供並みなだけだよ。」

美喜「デカイ子供だしね」

悠「見た目は大人、中身は子供の逆コナンだぜ☆」

ともき「だから…なんで、威張ってる。あと、星をとばすな…」

悠「まぁ、ほら、俺はただイカれたガキをほっとけないだけだし。人助けとか、主人公としては要ちゃんのほうが上だって」

要「降格したけどな…」

悠「うるせぇー!それ以上うだうだいうならその口に舌ねじ込んで足腰たたなくするぞ!」

ともき「でたよ逆ギレ…」

要「絶対いやだ!!」

ともき「っか、舌ねじ込むのを武器にするな。」

悠「ともき……嫉妬か?」

ともき「その間違った答えは耳にフィルターがついてるのか?それとも脳が問題なのか?」

悠「どっちもどっちだな。けど、ともきの愛はひしひし感じてる。」

ともき「その揺るぎない自信はどっから沸いてるんだ?」

悠「ありとあらゆる部分かな」

ともき「いっぺん病院行け」

悠「すぐに採血されるからイヤ。」

要「それだけ血が余ってたら二リットルくらい抜いたらスッキリするんじゃないか?」

悠「死ぬ死ぬ。」

ともき「っか、採血ってそんな怖くないだろ。そもそも血とか見慣れてるんじゃないのか」

悠「血を見るのがどうとか怖いじゃなく、血を抜かれる行為が苦手なんだ。入れるなら全然平気だし。おれも挿入るのは好きだし」

ともき「何の話をしてる…」

悠「ナニを挿入る話だが?」

ともき「要くん、こんなのでもそれなりにやってけてるんだから、大丈夫だ。」

要「微妙な例ですね…」

悠「じゃあ、ともき見とけ、毎日毎日ちぇきちぇきしてるリア充だぞ」

ともき「うっさい!」
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