ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ー小鳥遊邸ー

ピンポーン…

悠「ん?」

真桜「誰か来たなの」

悠「みたいだな」

ピンポーン…

真桜「……」

ピンポーン…
ピンポーン…

悠「……」

ピンポーン…
ピンポーン…

影子「どっちかでろよ!」
ピンポーン…

真桜「家主行けなの」

ピンポーン…

悠「こーゆー時だけ家主だもんなぁ」

ピンポーン…

真桜「旦那が出るのが当然なの」

ピンポーン…

悠「旦那でもねぇ!」

ピンポーン…

駒狸「あ、あの……そろそろ本気で出たほうが」

ピンポーン…

灼羅「というか…外の輩もいつまでならしとるんじゃ」

ピンポーン…
ピンポーン…

悠(女)「あーもうっせぇな!をい、さっさと表のヤツ張り倒してこいや!」

ピンポーン…

悠「なら、お前が行ってこいやゴラァ!」

ピンポーン…

悠(女)「あー?」

ピンポーン…

悠「んだぁ?」

ピンポーン…

真桜「……さっさと行けなの」

悠「は、はい…」


~家主移動中~


ピンポーン…

悠「しつこい!誰だゴラァ!全身の皮膚剥いで塩刷り込むぞ!」

要「怖っ!?」

悠「あん?あれ…要ちゃんじゃん。どしたこんな時間に…」

要「いやぁ…色々あってさ。あ、これ真桜ちゃんにおみやげのハーゲンダッツ。」

悠「あ、これはご丁寧に。」

真桜「まぁ、遠慮せずにあがってけなの」

悠「早っ!?」

要「おじゃまします。」


~集団移動中~



悠「晩飯食ったあとだから、あまりもんしかないぞ。」

要「いや、お構い無く」

悠「いらないのか?」

要「いただきます。」

悠「素直でよろしい。」

真桜「真桜はもう寝るぞなの」

悠「おう。おやすみ」

駒狸「私は部屋にいきますね」

灼羅「わっちも部屋に戻るぞ」

影子「じゃ、あたいも部屋にいるわ。」

悠「おーう。おやすみ」

「「「おやすみ(なさい、じゃ、なの)」」」

悠「はぁ…やっと静かになった」

要「グスグス…」

悠「なんで泣いてる!?」

要「なんで悠はあんな可愛い子達に囲まれてるんだよ。俺なんかロリコンの変態扱いで主人公降格なんだぞ……誰も引き留めてくれないしグスグス」

悠「おいおい、落ち着けよ。主人公降格とかは俺はなんも言えんけどロリコン、ロリコンいわれるヤツほどロリコンじゃないって…」

悠(女)「あーいい湯だったぁ。あれ、要ちゃんじゃん。」

プルン!

悠「風呂入ってたのか。っか、お前乳をさらけ出すな」

悠(女)「お前だって風呂あがりはマッパだろ。」

要「はぁ…」

悠(女)「なんだその反応女子胸だぞ」

要「女子高生の胸なんてなぁ…」

悠「要ちゃん……その発言はロリコンぽいわぁ。」
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