ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ーラスタ・ラヴー

悠「ちぇき」

ともき「ふぅ…」

しんご「どもー」

ゆうみ「ちあー」

美喜「いらっしゃい」

澪「なんか、ともき疲れてるな」

ともき「ちょっとな…」

美喜「アンタ達の組み合わせはなんか珍しいわね。悠とともき、しんごとゆうみならいつもどおりだけど」

悠「ちょっと、カラオケいっててな」

澪「あーカラオケ…………えええぇぇぇ!?」

美喜「ちょ、え?悠がカラオケ?四月一日はまだ先よ?もしかして、熱あるとか?」

澪「いやいや、悠が熱出した時点でヤバイですよ」

美喜「新型のインフルエンザ?未知のウイルス?」

悠「おまえらなぁ…」

しんご「そういうレベルで驚きなんだ…」

ゆうみ「天変地異ばりの驚きなんだね」

悠「俺は歌ってねぇよ。聞いてただけ」

しんご「あそこまで頑なに唄わない人間もはじめてみたな」

ともき「めんどくさがりの癖にコレはしないと決めたら、全力で拒否するからな」

ゆうみ「力の注ぎ方が歪んでるね」

悠「ほっとけ!」

ともき「そうだぞ。二人とも、悠がカラオケについていっただけでもかなりのレアなんだから」

悠「歌ってたら今ごろボンッしてるぞ」

ともき「いや、ボンッてなんだよ」

悠「優日の帽子を盗った場合と同じ現象だよ」

ともき「爆発するんかい」

しんご「優日は帽子を盗ったら爆発するのか?!」

ともき「本人談だけどな。でもはずそうとしたらまず、悠が切れるだろ」

悠「あー?」

ともき「「その帽子に触るな…喰うぞ」って」

悠「アレは緊急事態だったからだ。」

しんご「ふ~ん…」

ゆうみ「へ~え…」

悠「ふん。」

ともき「怒るなよ」

悠「怒ってますん」

ともき「どっちだよ!」

澪「っか、話しは戻るけど……悠がカラオケ行くってなんの特典にひかれたんだ?普通にはいかないだろ」

悠「そんな人をオマケ主義みたいに…」

美喜「じゃあ、普通についていったの?」

悠「すいません。水樹奈々さんが居たんです」

澪「って、声優の?」

悠「そう。声優の。本物はオーラが違ったよ」

澪「それで、またフラグを立てた…と」

悠「またってなんだ、またって、生まれてこの方フラグなんか国旗しか見たことねぇよ!」

美喜「それでどうなの?」

しんご「いや、本当にぜんぜん話してなかったよな」

ゆうみ「うんうん、もっと積極的に電話番号とか聞くかと思ったのに」

悠「いやいや、聞けんでしょう。それにホイホイ番号交換する派じゃないし。」

ともき「っか、携帯持ってなかっただけだろ」

悠「まぁ、それもある。」

ともき「携帯不携帯やめろよ…」

悠「やだよ。電話かかってくるじゃん。」

しんご「いや、携帯「電話」だから」
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