ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】9

ラスタ・ラヴー

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紅「ちぇき」

悠「ちぇき」

紅「今日は何してるんだ?」

梓「六花が…「雨が止んだからラスタで熱唱しよう」って訳のわからない理由でミニライヴしてる」

悠「ストレスでも溜まってたんじゃね?」

ともき「ノンストップで十曲歌いっぱなしだよな」

悠(女)「まぁ、歌ってストレス解消できるなら平和的でいいだろ。」

美喜「はい。面倒だから全員ラム・カイピリーニャね。」

紅「注文してないけど」

美喜「注文されたら面倒だから出したのよ」

紅「なるほどな」

ともき「なっとくするんかい」

澪「っか、平和的でないストレス解消ってあるのか?」

悠「レイ…」

ともき「いわせねぇよ!」
ドゴッ!

悠「ガフッ!?」

悠(女)「ともきの教育的指導ツッコミが鳩尾に炸裂だぁ!」

紅「~~!」

梓「あー、紅の呼吸が…」

澪「ほい、これ酸素缶」

梓「あるんだ…」

澪「大抵の物はな」

悠(女)「っか、なんかして遊ばね?」

悠「そだな。美喜、トランプ貸してくれ」

美喜「はい。」

悠「おう、さんきゅ。シンプルにババ抜きな。罰ゲームありありで」

ともき「強制かよ」

悠「そうだな。先に罰ゲーム決めてからにするか」

ともき「少しは人の話を聞いてください!コノヤロー!」

梓「まあ、悠だしな」

悠(女)「そんなに誉められたら照れちゃうだろ。」

梓「誉めてないしな。」

紅「~~!」

澪「はい、酸素、酸素」

悠「じゃあ、一回戦目の罰ゲームは……携帯の着信履歴一番新しいやつにイタ電な。」

ともき「地味に意地の悪い罰だな…」

悠「このくらいの方がドキドキするだろ」

梓「っか、悠は携帯もってるのか?」

悠「……」

悠(女)「……」

ともき「ダブルで所持してないと…まぁ、想定内だな」

紅「悠がビリなら……夕飯ご馳走してもらおうか」

悠「をい」

ともき「俺はまた包丁研いでもらおうかな」

梓「じゃあ、ダンゴ大盛りで」

悠(女)「あーしは新しいiPodがほしい。」

悠「ちょっとまて、なんか罰ゲームから逸脱してきてるし、ゲーム抜きにお願い事になってるぞ」

悠(女)「勝てばいいだけだ」

悠「……っか、お前は俺と連帯責任だからな」

悠(女)「わかってる、あーしが負けたら悠が罰ゲーム。悠が負けたら、悠の罰ゲームだろ。」

悠「ジャイアン理論を振りかざすな!」

ギリリ!

悠(女)「痛いからおっぱいを掴むな!」

ともき「カード配ろうか」

梓「そだな」

澪「あのやりとりはもうスルーなんだな」

紅「ゆう(女)への攻撃はおっぱい掴みが基本だからな。殴るのはアレだし」
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