ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】

ーラスタ・ラヴー

悠「お題その一。ともきを四文字熟語で表すなら何」

紅「え?」

千夜「あ?」

ともき「は?」

悠「屋烏之愛(おくうのあい)人を愛するあまり、好きになった人の家の屋根にとまっている烏にまで情愛を感じるととか転じて、愛情がきわめて深いこと。」

紅「円満具足(えんまんぐそく)不足なく十分にそろっていること。満ち足りて不満がないこと。穏やかでやさしい顔つきかな」

千夜「……温厚篤実(おんこうとくじつ)もの静かでまじめな人柄、正直、誠実。穏やかでまじめだしな」

紅「はは、いいのばっかりだな。」

ともき「ちょ…やめてくれよ…」

千夜「ふん。」

悠「では、続いて紅。」

千夜「家鶏野鶩(かけいやぼく)」

悠「えーと…家で飼うニワトリと野に住むアヒルって意味だよな。家にあるよいものを捨てて、外にある悪いものを好むとか…。」

紅「センはズバッと言うなぁ。」

千夜「セン…言うな。」

悠「俺は鼓舞激励(こぶげきれい)かな。なんか、人々を励まし元気づけそうだし。」

ともき「うーん、喜色満面(きしょくまんめん)かな。うれしさを顔に浮かべるし。」

紅「うん。いい感じだ。」

悠「じゃ、千夜」

紅「公明正大(こうめいせいだい)隠し立てがなく公平で堂々としてるし。」

ともき「堅忍不抜(けんにんふばつ)だな。心が揺らがないし確固としていて動じないし。」

悠「破竹之勢(はちくのいきおい)色々猛烈な勢いでだし。」

千夜「まぁ、文句は無い。」

紅「最後は悠か」

悠「ハッハッハ。遠慮せず素直に答えていいぞ。」

千夜「そうか。なら、傍若無人(ぼうじゃくぶじん)だな。、人がどう思おうと気にかけず、礼儀知らずで、勝手気ままにふるまうし」

美喜「異端邪説(いたんじゃせつ)じゃない?なんかもう正しくない教えや意見とか主張しまくるし。正統からはずれててよこしまなだし。何かもう道に外れてるし」

紅「やっぱ、猿猴捉月(えんこうそくげつ)じゃないか。秋宵月の嬢ちゃんがいってし。」

ともき「反面教師(はんめんきょうし)かな。悠の大体のよくない行為が、見ている人に教訓として役立ってるし。まぁ、悪い見本だし。」

澪「無理非道(むりひどう)、ものの道理や人情からまったくはずれているし。道理や人情からはずれているし。」

悠「……お前らなんか嫌いだぁ~!」

美喜「あ、出てった。」

ともき「うーん、からかいすぎたかな。」

紅「いや、まさか皆乗るとは思わなかったし。」

千夜「そーゆー、流れだったろ。」

澪「怒ったかな。」

ともき「いや、まぁ…平気だろ。」

紅「悠だしな。」

千夜「そうだな。」

美喜「ってゆーか飲まずに出てったわねピーチメルバ」

ピーチメルバ
0度中口シェーク

ピーチネクター60ml
レモンジュース15ml
ライムジュース15ml
グレナデンシロップ10ml

材料をシェークして、氷をいれた、オールドファッションドグラスに注ぐ。
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