ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】8

ーラスタ・ラヴー

悠「ちぇきっす。」

澪「あ、やっと来たか…。」

悠「いや、悪い悪い。さっきまで超合金ロボのレベル上げしててさ。」

澪「適度なところで切り上げるって言葉を知らんのか…」

悠「聞いたことはあるが、考えた事はないんだぜ!」

澪「威張るな!」

悠「いっひっひ。んで、なんだ?澪が呼び出すなんて珍しい。」

澪「あぁ、俺がってよりあっちかな」

悠「?」

天空音「久しぶりです。悠さん♪」

灼羅「わっちは一応「はじめまして」じゃのう」

リィズ「こんにちは」

悠「……ハロウィーンはまだ早いぞ?」

澪「いや、ハロウィンじゃなくて、お前とデートしに来たんだよ」

悠「……まだ、十月だぞ?四月一日はまだまだ先だ。」

澪「いちいちめんどくさいな…嘘じゃないっての」

悠「いや、え?なんで?」

澪「なんでって……お前ラジオでいってたじゃん。デート相手募集って」

悠「あー……(やべぇ、今まで忘れてた。っか、冗談のつもりだったんだけどなぁ)」

天空音「スゴい脂汗が出てるですが大丈夫ですか?」

悠「あぁ、大丈夫。ちょっと自分で自分の首を絞めてやりたいと思っただけだ。」

澪「なんで!?」

灼羅「まぞひずむというヤツじゃな」

悠「違うわ。そんな特殊性癖は所持しとらん。たぶん」

澪「自信持てよ!」

リィズ「面白い人ですね。」

悠「それだけが取り柄だからな。ただ、その取り柄さえも最近は幻想入りしかけてる」

澪「存在が無くなるぞ…っか、もっと他の取り柄を見いだせ。」

悠「あとは……セクハラかなぁ。」

澪「聞いた俺がバカだったよ。」

悠「バーカ、バーカ。」

澪「張り倒してぇ…」

灼羅「ふぅむ、聴きしにまさるうつけじゃな」

悠「そんなに誉めないでくれ。照れるだろ」

灼羅「焼いて(浄化して)よいじゃろうか?」

澪「そんなのでも一応友人だから大目にみてあげてくれ」

灼羅「友は選んだ方がよいぞ?」

悠「えらい言われようだな…」

天空音「まぁまぁ、三割は冗談ですよ」

悠「七割本気かい。せめて半々ぐらいにおさえるとかしてくれ」

リィズ「あの~…良いですか?」

悠「はい、唯一の常識人どうぞ」

天空音「さらりと失礼なこと言われたです」

灼羅「直接いわぬのが厭らしい…」

リィズ「それでデートはどうします?」

悠「うーん……したい?」

「「「どっちでもいい(です。のじゃ。)」」」

悠「そうはっきり言われると俺のハートがスターボウブレイクでお目めが不夜城レッドになりそうだ」

澪「まぁ、今までの言行動の流れからじゃ仕方ないな。」

悠「ばんなそかな…かなりボケたぞ?」

澪「お前の中でデート前の行動はボケることなのか?」

悠「……あとはセクハ…」

澪「もういいよ。」

悠「最後まで言わせてよ…」
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