ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】8

ー小鳥遊邸(大広間)ー

悠(女)「う~寝すぎたなぁ…さすがに小腹が空いた……ん?」

悠「お?」

悠(女)「なんだ、帰ってたんだ」

悠「まぁな。」

悠(女)「なんでこんな所で寝る体制にはいってんだ?」

悠「別にただ二階上がるのがめんどうだっただけだ。」

悠(女)「……」

悠「……」

悠(女)「あのよぉ、自分に気使うなよ気持ち悪いから。自分の部屋なんだから遠慮すんなよ」

悠「……別に気なんかつかってねぇよ。機嫌が悪かったら嫌だからここに避難してるだけだ」

悠(女)「もう大分おさまったよ。っか、血液出しすぎて血が足りねぇって感じだ」

悠「どれだけ出したんだよ」

悠(女)「聞きたいのか?」

悠「いい。話すな。聞かないから」

悠(女)「もうなんかすげぇぜ?」

悠「だから話すなっての!あ…でも、これだけ聞かせてくれ」

悠(女)「あー?」

悠「タ◯ポン派?ナプキン派?」

悠(女)「今回はタ◯ポンでいってみた。なんか異物感があるな」

悠「なるほど。うむ、わかった」

悠(女)「っか、なんだこの質問」

悠「お前が俺だと同じこと聞いてるから絶対に」

悠(女)「なんかそんな気はする…っか、腹減った。冷蔵庫なんかある?」
悠「晩飯の残りだと思われるオムライスなら」

悠(女)「赤はもうええわい!くそ、まおの奴、狙ったような晩飯作りやがって」

悠「狙ったんだろうな。」

悠(女)「カップ麺まだあったか?」

悠「いや、弾切れだ」

悠(女)「うーむ……なんか作ろうか」

悠「夜中に台所ガタガタさせるとまおが怒るぞ」

悠(女)「空腹のままいるのが辛いっての」

悠「そうくると思ってコンビニで適当に買ってきてあるよ。ほれ。」

悠(女)「おぉ、よくやった。……って、ビールは?」

悠「酒までは買ってねぇよ。」

悠(女)「なんだよぉ。」

悠「今日は我慢しとけ」

悠(女)「ちぇ。まぁいいや部屋あがろうぜ」

悠「いいのか?」

悠(女)「だからいいも何もお前の部屋だろ。」
悠「…それもそうだな。じゃあ俺はもう寝るから先にベッド使うぞ」

悠(女)「半分はちゃんと空けとけよ」
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