ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】8

ー小鳥遊邸(悠の部屋)ー

悠(女)「ま゛っー…」

鈴猫「大丈夫?」

悠(女)「だいじょばねぇ、気持ち悪い、腰がいたい」

鈴猫「ゆう(女)は腰にくるタイプなのね…」

悠(女)「ま゛ー…っか、こんな辛いのか、マジでキツいわぁ…これなら殴られる方が耐えれっぞ」

鈴猫「変な事と比べないの。はい、これ飲んで」

悠(女)「なに?酒?」

鈴猫「そんな分けないでしょ。砂糖水」

悠(女)「あー?なんで、砂糖水」

鈴猫「うちのお母さん曰く、生理痛が辛いとき砂糖水飲むと楽になるんだって。」

悠(女)「へぇ…」

鈴猫「私は一回も効いたこと無いけどね」

悠(女)「信憑性薄いな…。せめてプラシーボ効果を持たせてくれよ」

鈴猫「プラシボ?」

悠(女)「……なんでもない。はぁ…しかし、女は偉大だなぁ」

鈴猫「なに、急に。」

悠(女)「毎月こんな痛みに襲われんの耐えてるんだからすげぇよ。あーしは今から次のが憂鬱だ」

鈴猫「耐えてるっていうよりは耐えなきゃ仕方ないって感じだよ」

悠(女)「そうかぁ?炎銃なんか『俺には関係ねぇ』とかいってそうだけど」

鈴猫「あ、あはは…炎銃ちゃんは……まぁ、そのね?」

悠(女)「フォローいれたれよ」

鈴猫「あはは…」

悠(女)「あー…だりぃ…」

ガチャ

真桜「生きてるかなの」

悠(女)「まだ小町は見えてねぇよ」

鈴猫「生理痛で臨死体験しないでよ」

真桜「こんな調子で真桜も始まったときはどうなることやらなの」

悠(女)「そんときゃ、悠(男)に相談しとけ」

鈴猫「なんでよ」

悠(女)「もしかしたら欲情すっかもしれんだろ」

真桜「流血プレイが好みかなの」

鈴猫「ちょっと黙ってなさい」

悠(女)「あ゛ーダメだな……どうもギャグに切れがない。」

鈴猫「最低の下ネタは飛ばしてるけどね」

悠(女)「血も飛ばせるぜい」

鈴猫「いいから黙って寝てなさい。」

悠(女)「へーい。」

鈴猫「そういえば悠は?」

真桜「庭で枝豆収穫して消えたなの。」

悠(女)「あーしに部屋譲ってたんだろ。いらん気使って」

鈴猫「そっか……ふふ。」

悠(女)「あー、なに笑ってる?」

鈴猫「悠もゆう(女)も同じだなって思ってね」

悠(女)「わけわかめだ」
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