ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】8

ーラスタ・ラヴー

紅「っか、ほっといていいのか?」

悠「ングングッ……ぷは♪おかわり」

優日「わたしもくださいな」

美喜「澪、ピッチャー真ん中に置いときなさい」

澪「了解です」

悠「んで、なに?」

紅「だぁから、ゆう(女)ちゃんほっといていいのかって」

悠「ングングッ…いいも悪いも俺が居たところで何も出来んだろ。せいぜい生理用品買って来てやるくらいだ。」

ともき「もうちょいオブラートに包め」

悠「いっひっひ。悪いなデリカシーが無くて」

優日「けど、気をきかせて家から出てきてるんでしょ?」

悠「なんの事やら。俺はたた飲みたかっただけだっての」

ともき「素直じゃないな」

紅「いつもの事だろ」

ともき「それもそうか」

悠「お前ら枝豆代払わせるぞ」

優日「秋っていったらカボチャでハロウィンだね。ユニバーサルスタジオジャパンっでハロウィンサービスしてるらしいよ」

悠「さらっと流すなさらっと」

ともき「ハロウィンなぁ。」

紅「なんだっけ菓子をせびりに来るときいうセリフ」

ともき「せびるって…トリックオアトリートだろ」

悠「トリックオアトリック!悪戯させないと悪戯しちゃうぞー」

優日「やーん、どっちにしても悪戯されちゃうー」

ともき「なんの小芝居してる…」

紅「俺も悪戯したいなぁ」

ともき「え?」

紅「んにゃ、なんでもない」

優日「っていうか、悠はアレだよね。お菓子あげる代わりに小さい子に悪戯しちゃうんだよね。」

悠「ハァハァ…お、おかし、お菓子あげるから…あああっちのお部屋行こうか…ハァハァ」

ともき「即警察に通報だな」

悠「やらねぇよ。」

澪「なんかリアルだったけど…」

美喜「前科あるんじゃない」

悠「ねぇよ!」

優日「悠はハロウィンなんかしないの?」

悠「っか、ハロウィーンじたい日本じゃそんなメジャーじゃ無いだろ」

ともき「今はそうでもないんじゃないか?」

悠「ジャックオーランタンでもくり貫こうか?日本のカボチャだとミドリで余計にオドロオドロしくなるけど」

紅「出来るのか?」

悠「出来なくはない。」

ともき「だってコイツ大根で仏像作ったり、ニンジンでドラゴン作ったりできるんだぞ?」

悠「あれは時間かかるけどな、カボチャをくり貫いて、顔つけるくらいなら簡単な仕事だ」

優日「はい、じゃあくり貫いた中身でなにか作ってください」

悠「目的はそっちかよ。んなもんはコツブ(小雪)にでも頼め」

優日「お菓子もいいけど私は料理もね」

悠「それならジャックオーランタンなんかにしないでぶつ切りで煮物かなんかでよくね?」

優日「全然良いね。おっけーねだよ。」

ともき「もしもーし、ハロウィンの話しはどうなりましたか?」

悠「ともき、こういう時にはピッタリのセリフがある。」

ともき「?」

優日「ソレはソレ。コレはコレ。」
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