ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】8

ーラスタ・ラヴー

千草「じゃあもう一回…」

悠「その前に肩ハメてって!」

千草「めんどいから自分でやって」

悠「ったく…近頃の若いやつは、やったらやりっぱなしなんだからなぁ!」

ともき「お前痛くないのか?」

悠「痛いに決まってるだしょ」

ともき「だしょってなんだ。だしょって…」

悠「おい、ゆう(女)すまんがハメてくれ。」

悠(女)「いや、あーし男を掘る趣味はねーよ」

悠「そっちのハメるじゃねぇよ!それに掘られる気はさらさらねぇよ。」

悠(女)「そういや、仮に悠があーしを襲ったら近親相姦になるのかな?っか、自分で自分を襲うのはレイプにならないのか?」

ともき「真顔でなにをほざいとるんだお前は…」

悠「あーもー……んっ!」

ゴキュ…

優日「うわ…どやったの?」

悠(女)「肩甲骨で押し上げで筋肉で無理やりはめ込んだな」

悠「原点回帰っか、基本に戻って……月美ちゃんって何が好きなんだっけ?」

悠(女)「ゲーム」

悠「だよな。」

優日「じゃあ、なにか新作のソフトとか」

ともき「なんか物って感じだなぁ」

悠「だな。しかし、俺は宝石やアクセなんかポンポン買ってやるほど甲斐もないし。例え金があったとしても、そんな気取った真似はしたくないぞ?キャラじゃないし。」

千草「誰もそんなチャラい真似しろなっていってないでしょ。誠意を見せたらいいのよ。」

悠「誠意ねぇ…」

悠(女)「なあ、千草よぉ。ぶっちゃけ、月美ちゃんは何が好きなんだ?」
千草「ドーナツとかケーキね」

悠「……なんで、先言わない」

千草「聞かなかったし、アンタが的はずれなことばっかりいうからイラッと来てたのよ」

悠「お前も大概むちゃくちゃやな」

千草「なによ?」

悠「あー?」

ともき「まぁまぁ、二人とも喧嘩してないで作るべき物が決まったんだからいいじゃないか」

悠「ちっ」
千草「ふんっ」

優日「仲がいいね」

悠(女)「そぉかぁ?」

悠「ドーナツかケーキか……ベーキングパウダー買うのはダルいなぁ」

千草「アンタねぇ」

ともき「なんか手伝うか?」

悠「あー……じゃあちょっと今からうち来るか。」

悠(女)「あーしはもうちょいブラブラ…」

悠「お前はちょっとリッカっところにいってバナナ買ってこい。完熟の奴な。緑色の買ってきたらツインテールをフォーテールにするぞ」

悠(女)「フォーテールに…だと?」

優日「なににショック受けてるの?」

ともき「わからん…」

千草「カニみたいな頭になりそうね」

悠(女)「誰が不動遊星だ!どっちかっていうと十代派だよ!」

悠「俺は社長かな」
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