ｰラスタ･ラヴｰ

悠「とりあえず、喉を潤そうかな」

千草「……」

悠「飲み物くらい飲ませてくださいよ！」

千草「なんも言ってないでしょ！バリウムでもなんでも好きなもの飲みなさいよバリウムでも」

悠「二回もいうなよ…飲まねぇよバリウムなんか」

ともき「なんでバリウム…」

悠(女)「じゃあ、烏龍茶をくれ…」

澪「烏龍茶か？」

悠(女)「いや、あーしは烏龍茶で皆は別に好きなの飲んだらいいか」

美喜「はい、烏龍茶5つ」

ともき「問答無用で烏龍茶になったな」

優日「それで、月美ちゃんにどうお礼するの？」

悠「そうさなぁ、目には目を、歯には歯を、コペンハーゲンにはコペンハーゲンにを…って事で、菓子には菓子のお礼とかでどうだ？」

ともき「前振り長…しかもコペンハーゲンを出した意図はなんだよ」

悠(女)「ノリに決まってんだろ！」

ともき「そしてお前がキレるんかい！」

優日「悠の芸風が最近キレ芸になってきたね」

悠(女)「じゃ、あーしは別のにしないとな……天然ボケとか狙っていこうか」

ともき「狙ってって言ってる時点で天然じゃないから。確信だから。」

悠(女)「にゃーん」

優日「あ、かわいい」

千草「はい、そこ。リアルな天然とボケリストが絡まると厄介だから止めて。ともきもツッコミいれてよ」

ともき「悠二乗はおれでも対処に困るんだよ…それに優日なんか加わったら手がつけられない」

優日「なんでやねーん」

ともき「見てみろこうだぞ」

悠「それで、お菓子の話なんだがかりん糖とかどうだろうか？」

ともき「シュークリームに対してかりん糖ってなんだよ。もっと別のがあるだろ」

悠(女)「いもけんぴ」

悠「ふがし、ザラメ煎餅」

ともき「その系統から一回離れろ！」

悠「ブーブー」
悠(女)「ブーブー」

ともき「うっさい！だいたいなんだ今さっきからの提案物は、退役したじいちゃんが好きそうな物ばっかり！」

悠「誰が退役した片足を棺桶に突っ込んでる死に損ないのジジイだ！」

ともき「そこまでいってねぇよ！」

千草「……」

ｶﾞｼｯ！

悠「ん？」

千草「真面目にしろ！」

ﾋﾞｷﾞｯ!？

悠「ずおぅぅぃぁ？！！」

悠(女)「あーあ…完璧に外したな。」

優日「……というか、さっきからの提案って悠が食べたいお菓子であって、月美ちゃんにあげるお菓子で考えて無かったんじゃない？」

悠(女)「…盲点だった」

ともき「えぇ…」

悠「とりあえず…肩はめてください！！」