ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】8

ーラスタ・ラヴー

ともき「それで……悠?」

悠「zzz…」

鈴猫「えぇ…寝てるよ」

ともき「おかしいなぁ、おれらってさっきまで普通に話してましたよね?」

鈴猫「だよね…ゆう(女)ちゃんは帰っちゃったけど」

悠「zzz…」

美喜「しかし、グラス持ったまま器用に寝るわね…」
悠「zzz…」

ともき「おーい、本気寝か?狸寝入りか?」

悠「zzz…」

ともき「本気寝かよ!」

悠「zzz…」

ともき「…ツッコミに反応しないし本気寝だなこりゃ。」

鈴猫「そういう判定なんだ」

ともき「ツッコミいれたら条件反射的にボケますからね」

悠「zzz…」

鈴猫「なんか首が折れそうな寝かたなのによく寝れるなぁ」

ともき「膝枕とかしたげたらどうですか?」

鈴猫「にゃ!?」

ともき「どうせ、コイツ起きないだろうし」

鈴猫「け、けど…それって、ともき君の役じゃ…」

ともき「いやいやいや…」

澪「混乱してるなぁ……って、オーナーなにしてんすか…」

美喜「え、あー、微動だにしないからグラス置けるかなって」

悠「zzz…」
↑後頭部にグラス二つ立て積み

ともき「うわっ…怖…」

美喜「予想以上の安定感にビックリだわ」

鈴猫「もぅ、変なイタズラしないの」

ひょい

美喜「年中セクハラされてるんだからこのくらいいいはずよ」

澪「どのくらいなんだか…」

悠「zzz…」

ともき「にしても起きないな」

美喜「昏睡してるんじゃない?」

ともき「だとしたらもっと静かですよ」

悠「zzz…」

鈴猫「疲れてるのかな…」

ともき「いやぁ、正直疲れるようなことはまずしてないと思いますよ…授業中も八割がた寝てますし」

美喜「一日にどれだけ寝たら気がすむのよ」

ともき「前に一シーズンくらい寝てたいとぼやいてたな」

澪「冬眠かよ…」

悠「zzz…」

鈴猫「一シーズンはともかく、丸三日くらいなら寝てそうだよね」

ともき「あり得ないと否定できないのが怖いな…」

悠「マタニティー!!」

「「「うわっ!?」」」

悠「おー……なんか豚にヘソをなめ回される夢を見てしまった……」

ともき「どんな夢だよ、なんの夢だよ!っか、マタニティーってなんだよ」

悠「なんだよ、起きてそうそう三連ツッコミにいれやがって……マタニティーってのは…」

ともき「説明を要求してる訳じゃない」

悠「んだよ…(ゲームだと)ゆう(女)をバンバン孕ませようとしてるくせに…」

ともき「誤解招くようないいかたしてんじゃねぇぞ!」

鈴猫「まぁ、あのゲームは本当にリアルだよね…私、微妙に複雑な気持ちになるし…」

ともき「鈴猫さんも妙なこと言わないでください」

悠「zzz…」

ともき「お前はなんで再び寝てんだよ!」

悠「眠たいからにきまってんだろ!膝枕しやがれ!」

ともき「なんか理不尽にキレられて膝枕要求されたよ…」
50/100ページ
スキ