ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】8
ー男爵ー
~シューの材料~
月美「まずはなにしたらいいの?」
千草「まずは計量ね。お菓子作りで大事なのは、最初に材料を全部計って準備しておくことだから。」
月美「はぁーい」
水160㏄
薄力粉80g(粉はふるっておく)
バター80g
卵4~5個
塩ひとつまみ
千草「じゃあ、お鍋にバターと水と塩を入れて中火にかけて。」
月美「よいしょ…」
千草「沸騰したら薄力粉を一気に入れてヘラでざっと混ぜる」
月美「はい!」
千草「亮、ボウル用意して」
亮「お、おう。」
千草「火からおろしてボウルにうつして、ほぐした卵を何度かにわけて馴染ませるようにさらに混ぜる」
月美「うんしょ…うんしょ…」
千草「生地がゆっくり落ちるくらいになったら口金をつけた絞り袋に入れオーブンペーパーを敷いた天パンに絞り出して、あらかじめ200℃にあたためておいたオーブンに入れて20~25分焼く。」
月美「上手に楽しみ」
亮「俺はもう疲れたよ…」
千草「今の間に中にいれるクリーム作るわよ」
月美「はーい」
亮「……」
千草「カスタードクリームはすごく簡単に作れるわ。耐熱ボウルに材料を入れて混ぜて500Wの電子レンジで5分でできるから」
薄力粉大さじ2
砂糖50g
卵黄2個
牛乳200㏄
月美「できた♪」
千草「うん、上手、上手、それにバターとバニラエッセンスを加えて、表面に膜がはらないようにラップでぴったりおおって冷蔵庫にいれておいて…亮」
亮「へーい…」
千草「あと、悠は和系が好きだから生クリームとあずきを混ぜた小倉クリームもつくっておきましょうか」
月美「うんうん!つくる!つくる!」
千草「じゃあ…私は焼きあがったか見てくるね」
月美「はーい」
千草「あ……」
亮「どうした?」
千草「……失敗したみたい」
亮「え?……ぺたんこだな。せんべいみたいだ」
千草「何が敗因だったのかしら……レシピ通りに作ったはずなのに……」
月美「ちぐさおねえさん…」
千草「……よし、もう一回作ろう。」
亮「ま、まだやるのか?」
千草「一回失敗したくらいで諦めたらダメでしょ。それに念のために助っ人を呼ぶわ」
亮「助っ人?」
~助っ人呼び出し中~
小雪「こんにちはかな」
千草「助っ人、ゆっきー!」
月美「こゆきおねえさんこんにちは」
小雪「月美ちゃん、久しぶりかな。それでシューを焼くのに失敗したのかな?」
千草「こんな風にせんべいみたいになっちゃたのよ。どうしてか、わかる?」
小雪「これは生地の糊化(こか)が足りなかったんじゃないかな。」
月美「こか?」
小雪「よく練り込まれて糊化した生地は中の水蒸気を逃さないから膨らむのかな。バターと水と薄力粉をあわせたら何回かに分けて少しずつ卵液を加えて、混ぜるんじゃなくて空気は極力入れないようにヘラでつぶし伸ばすように練るといいかな。」
千草「流石だわ。じゃあそれを踏まえ再挑戦しましょう」
月美「おー!」
~シューの材料~
月美「まずはなにしたらいいの?」
千草「まずは計量ね。お菓子作りで大事なのは、最初に材料を全部計って準備しておくことだから。」
月美「はぁーい」
水160㏄
薄力粉80g(粉はふるっておく)
バター80g
卵4~5個
塩ひとつまみ
千草「じゃあ、お鍋にバターと水と塩を入れて中火にかけて。」
月美「よいしょ…」
千草「沸騰したら薄力粉を一気に入れてヘラでざっと混ぜる」
月美「はい!」
千草「亮、ボウル用意して」
亮「お、おう。」
千草「火からおろしてボウルにうつして、ほぐした卵を何度かにわけて馴染ませるようにさらに混ぜる」
月美「うんしょ…うんしょ…」
千草「生地がゆっくり落ちるくらいになったら口金をつけた絞り袋に入れオーブンペーパーを敷いた天パンに絞り出して、あらかじめ200℃にあたためておいたオーブンに入れて20~25分焼く。」
月美「上手に楽しみ」
亮「俺はもう疲れたよ…」
千草「今の間に中にいれるクリーム作るわよ」
月美「はーい」
亮「……」
千草「カスタードクリームはすごく簡単に作れるわ。耐熱ボウルに材料を入れて混ぜて500Wの電子レンジで5分でできるから」
薄力粉大さじ2
砂糖50g
卵黄2個
牛乳200㏄
月美「できた♪」
千草「うん、上手、上手、それにバターとバニラエッセンスを加えて、表面に膜がはらないようにラップでぴったりおおって冷蔵庫にいれておいて…亮」
亮「へーい…」
千草「あと、悠は和系が好きだから生クリームとあずきを混ぜた小倉クリームもつくっておきましょうか」
月美「うんうん!つくる!つくる!」
千草「じゃあ…私は焼きあがったか見てくるね」
月美「はーい」
千草「あ……」
亮「どうした?」
千草「……失敗したみたい」
亮「え?……ぺたんこだな。せんべいみたいだ」
千草「何が敗因だったのかしら……レシピ通りに作ったはずなのに……」
月美「ちぐさおねえさん…」
千草「……よし、もう一回作ろう。」
亮「ま、まだやるのか?」
千草「一回失敗したくらいで諦めたらダメでしょ。それに念のために助っ人を呼ぶわ」
亮「助っ人?」
~助っ人呼び出し中~
小雪「こんにちはかな」
千草「助っ人、ゆっきー!」
月美「こゆきおねえさんこんにちは」
小雪「月美ちゃん、久しぶりかな。それでシューを焼くのに失敗したのかな?」
千草「こんな風にせんべいみたいになっちゃたのよ。どうしてか、わかる?」
小雪「これは生地の糊化(こか)が足りなかったんじゃないかな。」
月美「こか?」
小雪「よく練り込まれて糊化した生地は中の水蒸気を逃さないから膨らむのかな。バターと水と薄力粉をあわせたら何回かに分けて少しずつ卵液を加えて、混ぜるんじゃなくて空気は極力入れないようにヘラでつぶし伸ばすように練るといいかな。」
千草「流石だわ。じゃあそれを踏まえ再挑戦しましょう」
月美「おー!」