ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】8

ーラスタ・ラヴー

崇「今日はなかなかいい日だ」

悠「あーそーですか。王様に楽しんでいただけたなら道化冥利につきますよ!」

崇「お前もやっと自分の立場を理解したか」

悠「帰る」

崇「…お前の身長は?」

悠「……182㎝」

崇「体重は?」

悠「73㎏…今は多分80~90」

崇「あっちは同じ身長で見た目の肉から…多く見積もって60前後半」

悠「おっぱい分があるしな」

崇「……お前より強くないか?」

悠「どうかねぇ…俺≒悠(女)で一応同じはずなんだけどねぇ…」

崇「ぶつけてみるか…紅あたりを」

悠「それ、本気ならお前を疑うし、冗談でも笑えないぞ」

崇「なら、冗談にしておくか」

悠「勘弁しろよ…そんなふざけたこと言うために人払いしたのか?」

崇「半分は本気だ」

悠「なお悪い…」

崇「……悠、あの悠(女)くれないか?お前がうちにくる気がないならあっちでいい」

悠「ほしけりゃ勝手に口説けよ」

崇「お前と同じなら口説いても無駄だろ」

悠「いやぁ…どーかねー。性別違うから、コロッと落ちるかもよ。なにせ、キングだからな~」

崇「性別が違おうがお前だろ。お前が落ちないなら同じだ」

悠「いっひっひ。そうかもな」

崇「まぁ…いつかお前を壊せたらそれでいい」

悠「さらっと怖いこというな……」

崇「しかし、気になるな…悠(女)。」

悠「おぃおぃ…頼むから血なまぐさい事するなよ……破瓜の血ならなんもいわんけど」

崇「……」

悠「謝りますからその凍てつく刃のような視線で睨まないでください。」

崇「お前は人をイラつかせる天才だな」

悠「いやいや…そんな照れるなぁ」

崇「……」

悠「空気が痛い…」

崇「……本郷」

本郷「フッ…」

悠「うぉ…居たのか!?」

本郷「ふっ…」

悠「いや、なにいってるかわからんけど」

崇「俺は帰る。」

悠「おー…じゃあな。」

澪「話しは終わったか?」

悠「終わったっか、始まってなかったような気もする……胃が痛いからビールくれ」

美喜「余計痛くなるでしょ…」

悠「飲まなきゃやってらんないんだよ」

澪「酒に逃げるダメ人間みたいなこといいだしたよ」

美喜「え、そのとおりでしょ?」

悠「まだ、そこまで落ちてねぇよ!……たぶん」

澪「もっと、自信持てよ」

悠「いや、はは…。まぁ、いいじゃん」

澪「なにが?」

悠「いいからビールください!」

澪「ツッコミきれないな…ともき呼び戻しますか?」

美喜「帰ってもらいなさい」

悠「おい、いくらなんでも扱い悪すぎだぞ。泣くぞ?いいのか?俺の泣きは半端無いぞ!」

澪「わぁ…めんどくせぇ」
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