ｰラスタ･ラヴｰ

悠「ちぇき～」

悠(女)「ちぇき」

美喜「いらっしゃい。」

紅「ちぇき、ゆうの仔猫ちゃん♪」

悠(女)「仔猫ちゃんいうな！」

悠「……」

千夜「よぉ…お前いつもその触角だな」

悠(女)「ツインテールだっつの、キュアサンシャイとか見たことないのか？」

千夜「ぁ？触角なんぞ、デイジーのガキしかしらねぇよ」

悠「……」

戌塚「アネサン～今日もタンクトップで谷間がグッドだぞと」

悠(女)「にっひっひ。ありがたく見とけよ。触ったらもぎ取るけどな」

悠「……」

美喜「なにかのむ？」

悠(女)「じゃあ、日本酒～。氷は…」

澪「二つだろ。わかってるよ」

悠(女)「にっひっひ。嬉しいねぇ」

悠「……」

ともき「悠？どうした？」

悠「ともき……」

ｷﾞｭ…

ともき「なんで抱きついた！？」

悠「いや、みんながあまりに俺を無視るから…もしかしたら俺は居ないのかと不安になって…」

ともき「あ、あのなぁ…」

紅「あはは、悪い。悪い。なんか、ゆうの仔猫ちゃんのが気になってな」

悠(女)「だから、仔猫ちゃんいうな」

悠「いいもん。いいもん。俺にはともきさえいたらいいもん。」

ｷﾞｭ～

ともき「すごく暑苦しいんだけど…」

悠(女)「まて、ともきはあーしの嫁だぞ」

ﾑｷﾞｭ～

ともき「ちょ…おい…当たってる…」

悠「バカ野郎。ともきは俺の嫁に決まってんだろ。」
悠(女)「あぁー？」

悠「あー？」

ともき「……どっちの嫁でもないし、人を間に挟んで睨み合うな…とりあえず離してくれ暑苦しいから…」

悠「しかたない、間をとって二人の嫁で手を打つか」

悠(女)「そうだね」

ともき「はぁ…もう勝手にしてくれ」

悠「いっひっひ」
悠(女)「にっひっひ」

紅「ともき、ともき、ちょぃちょぃ。」

ともき「え？」

紅「ﾋｿﾋｿ(ゆうの仔猫ちゃんの胸ってどうよ？)」

ともき「ﾋｿﾋｿ(どうって…)」

戌塚「ﾋｿﾋｿ(俺の感想は…張りのある大福みたいだったぞと)」

ともき「ﾋｿﾋｿ(確かに柔らか……って、うぉい)」

紅「ﾋｿﾋｿ(いや、だって気になるだろ)」

千夜「アホか…」

悠(女)「そういや、明日って中秋の名月だな」

悠「だな。団子とすすきと月で一杯やれるな」

悠(女)「にっひっひ。まおに、バレないように呑まないと」

悠「いっひっひ。たしかにな」

紅「やっぱベースは同じだな」

ともき「はは、本当だ」