ｰラスタ･ラヴｰ

金剛「さぁて…暇潰しになったし俺は先帰るぜ」

悠「人の女姿を妄想して辱しめ暇潰しとか趣味が悪くなったな！コノヤロー！」

金剛「お前はよくやるだろ」

悠「zzz…zzz…」

ともき「寝るな！」

悠「おぉぅ。つい、睡魔が」

ともき「毎回毎回、都合がいい睡魔だな。」

悠「zzz…zzz…」

ともき「だから、寝るな！」

悠「寝てないよ。寝てたとしててもいい意味だよ」

ともき「いい意味ってなんだ。っか、寝てんじゃん」

悠「まぁ、それはそれとして…………金剛」

金剛「？」

悠「最近…どうだ？」

金剛「なんで、帰ろうとした矢先の人間に話題ふってんだよ。」

ともき「しかも、会話の掴みが解らない父親みたいな振り方だし」

悠「いや、ほら金剛とは最近ゆっくり話してなかったし」

金剛「だから、なんで帰る間際にそういう事を言い出すんだお前は……」

悠「まぁ、良いじゃないか。それで最近どうよ？」

金剛「(何にたいしてのどうよなんだよ…)いたって普通に健康だ。」

悠「本当にそうかな？プリン体とか摂りすぎてないか？」

金剛「なんの心配だよ。っか、食事関係は柏に厳しく制限されて…」

悠「柏の話なんかするんじゃねぇ！！」

金剛「お前が話題を振ってきたんだろうがぁ！！！」
悠「うっせぇ！」

金剛「もうヤダこの酔っぱらい……」

悠「酔ってないよ！仮に酔ってたとしてもいい意味だよ。」

ともき「だから、いい意味って何なんだよ。」

悠「チクショー…柏の名前なんぞ出しやがって……」

金剛「もう、帰っていいか？っか、帰るぞ」

悠「俺よりそんなに柏が大事か！この浮気者！」

金剛「今日は店の仕事だよ！浮気者とか妙なこというな！」

悠「私と仕事どっちが大事なのよ！」

金剛「いや、そりゃお前が大事だけど…」

悠「どうだ、この発言ヘタな女より金剛のが可愛いだろ。俺を女化させる妄想より金剛とかのがおもろいんだよ。」

ともき「ここまで前振りかよ…長すぎだろ」

金剛「やってられん。帰るわ。」

紅「金剛の旦那がいい男なのはわかったけど、女化妄想は無理だ。見た目とかより俺接点無いし。悠なら容易だけど」

悠「あのにゃあ…」

稲葉「それに悠を女化させるから面白いのよ」

悠「なにがやねん。」

稲葉「まったく、そういう気色が似合わないタイプを弄るから面白いのよ。悠だってよくわかってるでしょ」

悠「むぅ…確かに、ともきや優希ちんみたいなタイプは実際に弄って楽しむのがいいが、千夜ちゃんや金剛は妄想して楽しむのが面白いからな…。」

稲葉「でしょ？悠は普通に後者側よ」

悠「うーむ…ならば仕方ないか」

ともき「納得かよ…」

悠「仕方ないだろ。稲葉のいってることに間違いはないんだから」

ともき「お前らの考えが色々間違ってるけどな！」