ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】8

ーラスタ・ラヴー

悠「だいたい、ベースが悪いんだよ。俺を女にするより明らかにともきとかのが見映えもいいだろ。」

稲葉「それじゃあこの遊びのルール違反になるじゃないの」

悠「なんの話だよ…」

稲葉「あくまで、悠が女ならバランスとれてたってのを楽しんで話す遊びなんだから」

悠「いつから、そういう遊びになったんだよ」

稲葉「皆はどう思う?」

ともき「正直、悠は男の要素が強すぎていまいちピンと来ないな」

悠「男の要素もなにも男だからね」

稲葉「じゃあ、想像からはじめましょうか。はい、みんな目を閉じて。」

「「「……」」」

悠「あれ、皆閉じるの?これ続けるの!?」

稲葉「まず、筋肉を無くして…」

金剛「……ひょろいな」

紅「あぁ、ひょろ長い。」
悠「おい、気分悪いぞ」

稲葉「じゃあ、次はお尻と胸をふくよかにして…そうね、谷間はできるけど大きすぎないくらい。お尻はキュッとしまったタイプ」

澪「……よし」

悠「よしじゃねぇよ!?」

稲葉「服装…下はあえてそのままでいきましょう。だぼらせた軍パンで上はタンクトップか…スポブラ」

ともき「コイツならそんな感じになりそうだな」

紅「リッカぽいな」

悠「おーい、もしもし?」

稲葉「さぁ…大詰めよ?髪型…今のままを維持してもいいけど…?」

紅「左右におさげ…いや、違うな」

澪「長いおさげ……でもないし」

ともき「かるくウェーブはいったセミロング…なんか違うな」

金剛「…カチューシャで留めたうえでの長いツインテール?」

「「「それだ!」」」

悠「どれだよ!!」

稲葉「貞子髪じゃなくなるから顔は見えるわね。目付きはきついけど八重歯が長くて目立つからどこか幼めに見える…はい、完成」

紅「……これなら…普通にいい女だな」

悠「なにが?どれがホントに」

澪「変わるもんだな」

悠「なにも変化してませんよ?小鳥遊さんはここにいて立派な男の子ですよ?」

金剛「これなら抱きつかれても罰ゲームじゃなくご褒美だな」

ともき「……たしかに」


悠「普段は罰ゲームな気分だったのかよ!!」

稲葉「じゃあその悠(女)ちゃんを維持したまま…微笑ましてみましょう」

紅「うぉ、可愛いな…をぃ」

悠「俺を妄想で遊ぶな!っか、自分の女姿なんか想像できないから、俺がつまらないだろ!」

稲葉「湯上がりでバスタオル一枚にしてみましょうか」

「「「頭に巻かずに身体を隠せ!」」」

悠「妄想の俺を辱しめるな!!っか、なんだお前らの中では全員俺は湯上がりに真っ裸想像かよそのツッコミは!」

稲葉「ちなみに私的には目が立て割れの猫目風になる気がするんだけど…その辺りはどうなの?」

悠「だから自分の女姿なんか妄想できないってんだろ!!」
26/100ページ
スキ