ｰラスタ･ラヴｰ

優希「それで…」

梓「呼ばれてきたが…」

ミハイル「……」

美喜「ｲﾗｲﾗ」

優希「なんで、壁に穴が？」

悠「説明しよう。優希ちんとあずにゃんが来るまでにもうひとコントしてたらミハイルが傷んだ壁をぶち破ったんだ。まさか、室内でヘッドスライディングするとは…」

梓「なにしようとしてたんだ！？」

ともき「本人いわく、野球ネタだったらしい」

ミハイル「ハッハハ室内で野球はダメだな。」

優希「常識ですよね」

ミハイル「ハッハハ」

美喜「笑ってんな！」

ミハイル「かっ！」

美喜「かっ！じゃないわよ、なにお腹へってんのよ！」

ミハイル「腹くらい減らさせろよ」

悠「まぁ、美喜」

美喜「なによ」

悠「もういいって」

美喜「いいわけあるか！」
ともき「言いたくないけど悠、お前バカだろ」

悠「痛んでた壁が壊れたくらいでガタガタいうなよ。ともきゅんの名が泣くぞ」

美喜「あだ名違うわよ！」

悠「ほら、ミハイルだって反省してるって。見てみろよ」

美喜「おう、見てやる」

優希「性格が崩壊してますよ？」

ミハイル「はぁ～……トイレかなぁ」

悠「なぁ」

美喜「なぁ？なぁ？？？」

梓「今のどこを見たらそのセリフがでてくるんだ？」

悠「梓よぉ、今言いたくないけどあずにゃんどうなんだよ」

梓「お前がつけたんだよ！それは完全に今言わなくていいしよぉ！」

ミハイル「あー気持ち悪い」

優希「この人はなにに酔ったんです？」

悠「場酔いじゃないか」

ミハイル「あぁ、治ってきた……いや駄目だ」

悠「安静にしてろよ」

ミハイル「は、はい…」

悠「思ったよりヤバイぞ。遠くを見始めたぞコイツ」

ミハイル「あ～……イカンイカンイカン」

悠「もしものためにお猪口を用意したほうがいいかもな」

ともき「洗面器じゃないとアウトだろ」

澪「まったく…お湯でも飲むといい」

ミハイル「迷惑かけてすまんのう……」

真桜「昔ばなしにでてくる死にかけババァみたいになってるなの」

梓「死にかけババァいうな！」

優希「優しいお婆さんでしょ！」

真桜「細かいことはいいんだよなの」

悠「っか、どっからわいた」

真桜「人をチャバネゴキブリみたくいうななの。」

ともき「それで何しに来たんだ？」

真桜「なにか面白そうな事になってそうだから見にきたなの。人の不幸ほど楽しいことはないなの」

ともき「声たからかにいうことじゃないな」

ミハイル「それで次はなにするんだ」

悠「治ったのか？」

ミハイル「いけるかいけないかでいったらいけない方だがボケるならやる。でないと末代までの恥だ！」

ともき「末代だろ。」

美喜「元気なら壁を直せ！」