ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】8

ーラスタ・ラヴー

悠「八月も終わりだな。」

ともき「なんか、あっというまだな」

悠「@い馬。」

ともき「なんの暗号だよ」

悠「なんだろうな。」

ともき「お前が本当になんだろうだよ…」

美喜「ホントよく飽きないわね…」

悠「商いというくらいだからな。」

ともき「意味が通って無いし」

悠「まぁ、気にするな」

ともき「……」

悠「しかし、今年の夏もロマンスがなかったなぁ。」

澪「悠は毎回じゃないのか」

悠「否定はしませんが…なにか?」

ともき「もう少し、行動言動に自覚をもったら変わるんじゃないか。」

悠「それは…めんどくさい」

ともき「ダメだこりゃ」

悠「諦めるなよ」

ともき「お前がな」

悠「俺は諦めるてるんじゃない。行動に移すのがめんどくさいだけだ!」

ともき「威張るな!」

悠「だいたい、ともきが諦めたら誰が俺の面倒見るんだよ。」

ともき「焼酎ロックでくれ」

美喜「はい、どうぞ。同情するわ。」

悠「なんで!?」

澪「驚く、お前に驚きだよ」

悠「なんか、最近小鳥遊さんの扱い悪くないですか?」

ともき「いや、いつもどうりじゃね?」

悠「ならいいや。」

美喜「いいのね…」

チコ「こんにちは」


悠「お、チコ。ちぇき」

チコ「えと、ちぇき?」

悠「おう。挨拶はちぇきだ。」

ともき「妙なことを教えるなよ」

悠「ちなみに、彼はちぇきちぇき大好きくんだから。」

ともき「だまらっしゃい。」

チコ「あはは。あ、そうだ…悠さんに謝らないといけないことが」

美喜「悠に?悠がの間違いじゃない?」

悠「どういう意味じゃい。」

美喜「別にぃ」

悠「……っで、チコどうした?」

チコ「あ、その~…悠さんに幾つかオススメの小説を貸してもらいましたよね」

悠「あぁ、面白かった?」

チコ「面白かったです…けど、ごめんなさい!寝落ちして一冊よだれまみれにしてしまいました!ホントごめんなさい!」

悠「いや、そんな頭下げて謝らなくていいって。」

チコ「ちゃんと弁償します…」

悠「いやいや、たかが本の一冊いいって。ビンテージ物の古書じゃあるまいし。俺もよくやるから気にするな。」

チコ「悠さんも?」

悠「あぁ。あと一ページ、一ページ…って思いながら読んでて寝落ちしてよだれ落としたり、身体で潰してぐしゃぐしゃにしたり、風呂に落とし込んだり」

チコ「あ、私もお風呂に落としたことあります」

悠「だろ?」




ともき「あーしてると、結構ロマンスしてるようなんだけど」

澪「本人はただの世間話のつもりだからな」

ともき「けど、俺としては萌原さんが悠と居てくれると助かるな」

美喜「あら、どして?」

ともき「ツッコミの仕事を任せれるから」

澪「あぁ、なるほど」
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