ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】8

ーラスタ・ラヴー

優希「こんちは。あ、ともきさん。」

ともき「やぁ、優希くん。」

優希「今日はひとりですか?」

ともき「あぁ、悠は一緒じゃないな。なんか、昨日モンハンし過ぎて寝てるらしい」

優希「モンハン好きっすね…」

ともき「中毒だからなアレは。もし、ヤバくなったら止めるさ」

美喜「そこまで面倒みるの?」

ともき「俺がやらなくても先に真桜ちゃんが止めるだろうけど」

優希「止まるんですか?」

ともき「あんが…」

摩耶「案外ね。止めれる行動ならちゃんと言えば止まるんだよ。」

「「「!?」」」

氷室「おや、そうですか。悠さんは一度動き出すと止まらない機関車のような方と思ってましたよ」

「「「!?」」」

摩耶「ものによってはそうなるよ。」

ともき「お、お二人ともいつの間に?」

摩耶「えっ?」
氷室「はい?」

優希「び、びっくりした…」

氷室「おや、どうかしましたか?」

ともき「どうかしたじゃ無いですよ。いきなり現れて…」

摩耶「あはは。そんな幽霊じゃないんだから。ねー?」

氷室「はい。そこの彼の後に続いて入ったんですよ」

優希「全然気がつかなかったし、気配なかったですけど」

摩耶「いわゆる気のせいだよ」

氷室「おや、お上手ですね」

ともき「……」

優希「あの…あの人たちは?」

ともき「えと、眼鏡で白いカッターシャツに水色のネクタイの人が氷室薫さん。東口のボス。んで、隣のアオザイを着こなしてる女の子みたいなのが摩耶くん。アキバの上位ランカー。ああみえて俺らより年上。」

氷室「どうも。はじめましてですよね。」

摩耶「こんにちは。」

優希「こ、こんにちは。千歳優希といいます」

氷室「どうも。まぁ、緊張しないで気軽に話してください。」

優希「は…はぁ…」

ともき「というか、二人は中国だったんじゃ」

氷室「そろそろ顔を出しておかないと忘れられそうですからね。」

摩耶「いわゆるテコ入れかな」

澪「生々しいな。」

摩耶「それにたまには悠くんの顔見たいしね。いないみたいだけど」

ともき「運悪く家で寝てるよ」

摩耶「そっかー。残念」

氷室「また、メール送っておきましょうか」

優希「悠にメールを?」

氷室「はい。私と悠さんはよくメールしますよ」

優希「えぇ!?」

ともき「返事来ますか?」

氷室「はい。」

摩耶「氷室さんは悠君が返信するまで送り続けるもんね。」

ともき「わあぉ…」

優希「はは…。えと、摩耶さんは」

摩耶「さん付けでなくてもいいよ」

優希「じゃあ…摩耶くんは悠との関係は…?」

摩耶「うーん、肉体関係」

「「ブッ!」」

摩耶「あはは。喧嘩のぶつかりって意味でね。」

優希「冗談キツいですよ…」

氷室「摩耶くんは悠さんが大好きですからね。」

ともき「そうなんだ」

摩耶「うん♪金剛くんも好きだよ。」
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