ｰ小鳥遊邸ｰ

真桜「……(朝食なに作ろうかなの。どうせ、悠は起きてこないから昼食に回せるものを作りおきで……ん？味噌の匂い？)」

悠「お、ナイスタイミングだな。おあよ」

真桜「おはよなの。この時間に起きてきてるなんて珍しいなの」

悠「いや、起きてきたんじゃなく、起きてたの間違いなんだな。」

真桜「オールかよなの」

悠「おう、ずっとモンハンHDしてた」

真桜「アホだななの」

悠「そんなに誉めるな」

真桜「病院行けなの」

悠「医者嫌いだから断る」

真桜「はぁ…」

悠「まぁ、そんな事よりオジヤ食う？」

真桜「味噌雑炊つくってたのかなの」

悠「あぁ、味噌オジヤな」

真桜「雑炊なの。」

悠「頑固な奴め」

真桜「そんな年寄りみたいな言い回しするやつのが少ないなの」

悠「ほっとけ。で、食うのか、食わないのかどっちだよ」

真桜「食ってやるなの」

悠「朝だし、味噌オジヤ、キュウリの浅漬け、冷やっこで良いよな。」

真桜「卵が余ってるからも焼きやがれなの」

悠「なに焼き？」

真桜「真桜は目玉焼きの両面焼きを所望するなの。黒胡椒じゃなく塩だけで味付けしろなの」

悠「はいはい。わかりました」

真桜「はいは三回なの」

悠「はいはいはい。って、小ネタはいらんから座ってろ」

真桜「おうなの」


～少年調理中～


悠「ん、おまた」

真桜「見たいのかなの？」

悠「朝から幼女が下ネタをいわない」

真桜「いただきますなの」

悠「シカトで食い始めるしな」

真桜「うん、美味しいなの」

悠「そりゃ良かったですよ。」

ﾌﾟｼｯ…

真桜「朝から飲むななの」

悠「これから寝るから良いんだよ」

真桜「なにがどういいのかわからんなの」

悠「大人の楽しみをとるもんじゃない」

真桜「真桜は子供だからわからないなの～」

悠「……(子供ねぇ)」

真桜「なんだなの？」

悠「いえいえ、なんでもございませんよ。」

真桜「……おい、ご飯粒ついてるぞなの」

悠「あー？どこに」

真桜「頬」

悠「ん？どこだ。」

真桜「あーもー…とってやるなの。顔持ってこい」

悠「ん」

ペロッ

真桜「とれたなの」

悠「……嘗めとる必要はあったのか？」

真桜「リップサービスなの」

悠「だぁから朝から下ネタをいわない」

真桜「ムラムラしちゃうからかなの。」

悠「うるさいよ。ふあぁ…、片付けまかせていいか？」

真桜「構わんなの。」

悠「んー…じゃあ、ちょっち…寝さしてもらうわ。起きなかったらそのまま放置でいいから。」

真桜「把握なの」

悠「部屋まで戻るのめんどいな…広間のソファで寝よ……マリオ～おいで～」

マリオ『ミャォ』

悠「ほーら、お腹で寝ていいﾑｷﾞｭ…」

マリオ『ミャォ』

ペシペシ

悠「……(えぇ…顔に座り込まれたよ…しかも尻尾で頭叩かれてるし)」