ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】7

ーラスタ・ラヴー

悠「ちぇきっす。今日はあっついな。」

澪「雨、雨と続いてからの晴天だしな。」

ともき「まぁ、洗濯物が乾くからいいじゃないか」

悠「よ、主夫の鏡。」

ともき「……」

鈴猫「否定しないんだ」

ともき「今のは悪くはないですから」

悠「鈴猫居たのか…」

鈴猫「この距離で気がつかなかったの!?」

悠「マイケルだ」

鈴猫「え?」

ともき「マイケルジョーダンで冗談と言いたいんですよ。」

悠「ともき、あおいうみだ」

鈴猫「今度は?」

ともき「青い海、つまり青海。正解といいたいんですよ」

悠「うんうん。」

鈴猫「もはや暗号なんだけど」

悠「まだまだだな」

鈴猫「難解すぎだよ」

ともき「深く考えずに、頭空っぽにして聞いたらいいですよ」

悠「その方が夢詰込めれるからな」

ともき「ドラゴンボールか」

鈴猫「もうわけがわからないよ」

悠「QBか?」

鈴猫「……」

ともき「エンドレスボケはやめろ。鈴猫さん困ってるだろ」

悠「いや、はは。溢れる教養、足りない栄養。」

ともき「周富徳かお前は…っか、栄養も取り足りてるだろ」

悠「いや、それが毎日タンパク質が流出してるからな…」

鈴猫「タンパク質が?」

悠「いわゆる、精え…」

ゴッ!!

ともき「黙れっての」

悠「ずおおぉぉ!?今何で殴った…」

ともき「ガラスの灰皿。」

悠「死んじゃうよ!!」

ともき「冗談だ。睡眠誘導装置(鉄アレイ)。」

悠「ああ、なんだアレか。」

鈴猫「いやいや、余計危ないって…」

悠「確かに頭にたんこぶ出来たじゃないか」

ともき「たんこぶで済んでるお前の頭の硬さが恐ろしいな」

悠「ふふ、こんな事もあろうかと頭蓋骨を仕込んでおいたのさ」

鈴猫「な、なるほど……あれ?」

ともき「頭蓋骨は誰にでもありますから…」

悠「っか、なんの話だっけ?」

ともき「天気と気温の話だろ」

悠「あぁ、そうだ。こうウルトラスーパー蒸し暑いと髪がわしゃわしゃになって嫌だよな」

ともき「それは寝る前に髪をちゃんと乾かしてないだけじゃないのか?」

悠「それもある」

鈴猫「ダメだよ。せっかく綺麗な髪なのに手入れしないと」

悠「キューティクルは守ってるよ」

ともき「そこがこだわりか?」

悠「だってよ…これだけ伸びたら髪の手入れも一苦労なんだよな」

ともき「なら、少し切ればいいだろ」

悠「鈴猫の髪も綺麗だよな。一本、一本が細いし。」
サラサラサラ…
サラサラサラ…

鈴猫「にゃう!?」

悠「うん、いい手触り。上質のシルクみたいだ。」

サラサラサラ…
サラサラサラ…
サラサラサラ…

鈴猫「っ…んっ…はぁっ…」

悠「これストパーとか当ててるのか?」

鈴猫「あ…ててない…っ…」

サラサラサラ…
サラサラサラ…

悠「あー気持ちいい(髪触るのが)」

鈴猫「ふぁ…気持ちいい…(触られてるのが)」
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