ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】7

ーラスタ・ラヴー

悠「あっついなぁ。」

優希「年々平均気温が上がってるしな」

悠「このままじゃ本当に日本は四季が三季になるな。」

ともき「春、夏、冬か」

悠「秋姉妹涙目だ」

真桜「夏なんかなくなればいいなの…」

海「アホ言うな。冬より夏のがええにきまっとおやろ」

真桜「お前は頭が夏だからなの」

海「やかましいわ。だいだい、寒いより暑いほうがええやん。」

真桜「寒くなれば着込めばいい。暑くても肌をさらすのには限度があるなの。さらに素肌をさらせば直射日光に焼けて痛いなの」

悠「うちでマッパでうろつきまくってるお前がよくいうよ…」

真桜「黙れなの」

悠「はい」

優希「弱っ!?もっと反論しようよ!」

悠「無理怖いわ。ともきゅん」
ギュッ

ともき「暑苦しいから、その図体でしがみつくな!」

海「ゆぅー。うちに抱きついたらええで。そんでな優しくギュッてして♪」

真桜「豚とでも抱き合ってろなの」

海「なんやて!」

悠「おい、あんまり騒ぐなよ。美喜が切れるだろ」

美喜「いいじゃないのとことん話し合えば」

悠「……甘すぎだろ。俺があのトーンで騒いでたら絶対にうるさいっていうのに」

美喜「子供はちょっとくらい騒がしいほうが可愛いのよ。」

悠「あーそうかい。なら早く花描くんとの子供作ったらよくね?」

美喜「セクハラはまだ許すけど、子供まえでそういうこといわないで」

悠「へいへい。ちなみに、ともきと優希ちゃん、家族計画のご予定は?」

ともき「うっさい、バカ。」

悠「バカじゃない。ただ少し人より頭が悪いだけだよ!」

優希「バカじゃん…」

悠「ばんなそかな…。それにしても、お前らさ…彼女居るのになんでここにいるわけ?」

ともき「俺はお前に誘われて連れてこられたんだけど?」

悠「ちょっとした冗談じゃないか。」

ともき「お前の冗談は悪意が強すぎる」

悠「冗談とはそもそも悪ふざけの一貫なんだぜ。」

優希「清々しいほどの開き直りだな」

悠「そんなに、ほめ…」

ともき「誉めてねぇから」
海「それより、ゆぅーかて夏のがええやんな?」

悠「まぁ、寒いよりは暑いのがいいかな」

真桜「失望したなの」

悠「えー…暑いのと寒いのどっちが好きか答えただけで失望っすか…」

ともき「はは、言動にはよっぽど気を付けないとダメだな」

優希「悠は特にだな。発言力が高いし。」

悠「発言力が高かったらガキンチョ二人に四苦八苦してねぇっての」

海「誰がガキンチョや!うちは立派なレディやで」

悠「そだな。」

真桜「ガキンチョの方が性的に好きなくせになの」

悠「誤解招くからそういうこといわない」

優希「今さらじゃないか?」

悠「優希ちゃん。舌入れるからな」

優希「は!?やめ!冗談だろ!冗談!両手を押さえつけないで!」

ともき「おい、その辺りにしとけよ」

悠「ともきでもいいぞ?」

ともき「優希くん、飼い犬に噛まれたと思うんだ。」

優希「ちょっとー!」
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