ｰラスタ･ラヴｰ

「「せーのっ！よいしょ！」」

紅「zzz…zzz…」

澪「重たいなぁ」

悠「ったく、お前も運べよ」

崇「その辺に転がしとけば良いだろ。」

悠「こいつは……そういや、話しは変わるけど亮は？」

千草「今日も昨日も明日も拳神会に入り浸りよ！毎日毎日毎日空手してたのしいのかっーの！」

悠「俺に切れるな」

ともき「亮って今どのくらいなんだ？」

悠「どのくらいっていうとアレか？千草が亮にどんなプレイを強要してるかって…」

千草「してないわよ。」

ともき「俺もそんな質問してない」

悠「まぁ、冗談はないないして、亮なぁ、亮はわりとやるぞ」

千草「実践経験が少ないだけよ」

悠「夜の実践経験は順調か？」

千草「そうね。なかなかじゃないかしら」

悠「……」

千草「引くなら聞くな！」

ともき「あのさ、それはマジか？」

千草「冗談よ。さすがにそんな暴露はしないわよ」

ともき「よかったよ。」

悠「しかし、お前らは良いよなぁ。何だかんだでパートナーがいるんだから。夏もエンジョイプレイだろ」

ともき「まぁ、エンジョイはしたいかな…」

千草「うん、私も」

悠「うわ…ミスった何でわざわざリア充にこんなこと聞いたんだ俺…くそ、ちぇきちぇきしやって」

崇「悠」

悠「あー？」

崇「リア充っていうのはリアルが充実してるという意味だったな？」

悠「そうだが、それがどうした。」

崇「なら、安心しろお前はリア充だ。」

悠「あー？」

崇「汗と泥で薄汚れて走り回っているのがお前のリアルだろ。お前は小綺麗に整ってるより、歪な方がぴったりだ。」

悠「おい、いっぺん話つけるか？あ？」

崇「話しはついただろ。」

悠「このヤロウ張り倒して…」

ガチャン！！

ともき「！？」
千草「！？」

崇「お？」

悠「ずおぉ！？なんだぁ！？」

紅「zzz…zzz…崇さん…zzz…」

澪「バット投げたのか…」

ともき「すごいな、寝てても崇さんへの防衛本能が作動するなんて」

悠「いやいやいや…心配は別にあるでしょ？これ、見てよ。私の手もと」

美喜「あぁ！そのグラス高いのに！」

悠「ちげぇよ！俺の手！手！！当たってたらペチャンコだって方だよ！！」

崇「余計なことをいうからそうなる」

悠「何一つ余計なこといってねぇし！正当な発言しかしてねぇよ！このヤロウ！」

サッ！
がごっ！

ともき「うわ、二本目直撃…って、あれ？」

悠「久々にミスデレクション…成功」

ともき「いやいや、いつ認識をずらした？」

悠「いや、このヤロウって、いうと同時に身を屈めただけ。」

ともき「もう、ミスデレクション関係ねぇな！ただの危機反射による回避能力じゃん」

悠「っか、俺が無事だったことには何もなしですか？」