ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】7

ーラスタ・ラヴー

金剛「っか、お前いまさっきトイレいったよな」

悠「タコにも。いや、いかにも。トイレくらい行きますがなにか?」

金剛「目見えてね?」

悠「あのな盲目状態じゃないんだよ。ぼけやて見えるんだよ」

金剛「その前髪も邪魔だろ」

悠「これが無いと今の姿を維持できなくなるんだよ」

ともき「なんになるんだ…」

悠「……い、苺?」

ともき「せめて、整理してからボケろ」

悠「サーセン。」

金剛「お前がなるとしたら猫だろ」

翡翠「…(ゆうにゃんこ)…」

悠「猫といわれたら悪い気はしないな俺は猫度七十オーバーだし」

ともき「どういう単位だ?」

悠「七十を超えると猫と話せるような気になる。」

ともき「気持ちだけかい」

金剛「そもそもお前は昔から動物にはなつかれるだろ。話くらいできるんじゃないのか?」

悠「流石に言葉はわからんよ。」

ともき「そんなに動物に好かれてるのか?」

悠「意識したつもりはないけどな」

美喜「鈴猫、翡翠ちゃん、戌塚…見事に動物に好かれてるわね」

悠「別にそいつら固定で好かれてる訳じゃないって」

翡翠「…どんなふうにすかれた?…」

金剛「今でもだけど、コイツ、公園とかで気を抜いたり、だらけてると野良猫や野良犬、はては野鳥までが寄ってくるんだよ。ブレーメンつったか?あれみたいな感じだ」

ともき「マジか……え、じゃあ普段は気を抜いてないのか?」

悠「屋外ではな、寝てるときとは室内だから問題ない。けど…ペットショップはまずいな」

翡翠「…どうなる?…」

悠「えと……言いづらいんだけどな、超高確率で嬉ションされる」

翡翠「…うれしょん?…」
ともき「子犬とかがさ、抱っこされたりすると興奮しておしっこ漏らすこと…なんだけど」

翡翠「…///…」

金剛「店入るとえらい勢いで動物暴れだすからな」

悠「けどな…どんなに俺がニャンコとワンコにモテても……マリオは本気デレはみせてくれないんだからね!」

ともき「なんでお前がツンデレた。」

悠「マリオは手強いぜ…下手にベタベタしたら必殺のニャンパーで顎を持ってかれるぜ」

ともき「ニャンパー……アッパーか?」

悠「マリオが使うとニャンパーになる」

金剛「猫がアッパーできるのか?」

悠「マリオ様ならできる。」

金剛「はいはい…。じゃ、俺はそろそろ帰るぞ。」

悠「え~もうちょい遊ぼうぜ。久々にあったのに」

金剛「わかってんだろ……柏に殺される」

悠「俺より柏かよ」

金剛「今は柏についてるからな。」

悠「けっ、行け行け。俺はともきとラブラブするよ。」

金剛「はは。じゃあな」

翡翠「…じっ…」

ともき「いや、ラブラブはしないから」

翡翠「…ほっ…」

悠「はぁ…金剛もよくあんなのと付き合うよな」

ともき「柏さんもそこまで悪い人じゃないだろ」

悠「バカいえあいつは悪い人じゃない悪魔だ。」
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