ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】7

ーラスタ・ラヴー

悠「ちぇき。モンハンやろうぜ!」

美喜「もう、それいいわよ。」

優希「悠、ちわ。」

ともき「よう」

悠「……」

ともき「どうした?」

悠「いや、なんか最近、また野郎としか会ってないな~って」

澪「稲葉としょっちゅう会ってるだろ。」

悠「そうだけど…」

美喜「私も女なんだけど」

悠「美喜は毎日顔会わすだろ。」

美喜「会わさなくても私は一向に構わないけどね。」

悠「なぁ、ともきゅんよぅ。俺はどうやら、美…いや、平瀬さんに本気で嫌われてるらしいわ。」

ともき「いつからそんなに打たれ弱くなった。」

悠「そこの心配かよ!」

優希「最近、悠がツッコミになってる…」

悠「まぁいいや。じゃあ…久々にゲームでもするか。優希ちゃん」

優希「はい?」

悠「問題です。水泳大会が行われました。その大会ではある四人が一位から四位を獲得しました。(同順位はありません)スタート前の予想は…」

~~

六花『あたしは一位』

鈴猫『私は優日ちゃんより上位』

優日『私は一位か二位』

稲葉『私は一位か二位』

~~

悠「三人が予想に当たり。一人が外れました。誰が何位だったでしょう? 制限時間は十秒」

優希「え、え?えーと…三人が当たったから…一人は外れて…」

悠「3、2、1…ブー。タイムアウト。ペナルティ1です。」

優希「えぇ!?なんですか、ペナルティって!?」

悠「ペナルティがたまると罰ゲームです。」

ともき「鬼か…」

悠「しかし、逆に正解でご褒美があります。」

優希「ご褒美?」

悠「なんでもしてやろう。」

優希「よし、のった!」

ともき「あ…(乗っちゃったよ。悠がゲームマスターなのに)」

悠「よろしい。じゃあ次の問題です。」

優希「ちょ、さっきの答えは!?」

悠「リッカ1位、鈴猫3位、優日4位、稲葉2位。リッカ、優日、稲葉の予想が全部当たると2位以上に三人が入ることはあり得ないから、一人が外れ。鈴猫の予想が当たりだから、鈴猫は3位で優日は4位。だから、リッカが1位で、稲葉は2位だ。」

優希「……なるほど。」

悠「なぁに、落ち着いて考えたら簡単だろ?誰でも解るさ。」

優希「よぉし!」

ともき「なぁ、優希くん。この勝負はやめた方がいい。」

優希「え?」

ともき「悠の制限時間が短すぎる。せめて五分は貰わないと十秒やそこらじゃ解けないだろ。」

悠「ちっ…バラしやがって。」

優希「うわぁ…既に術中だった…」

悠「仕方ない五分あげよう。」

優希「よし!」

悠「ただし。難易度をあげるぞ。難易度はルナティックだ。」

優希「ちょ、待って!」


悠「浴衣の交換。ある四人は浴衣を、四人の中で交換しあった。」

その結果、結局自分のものが自分のところに戻った奴もいるかもしれないし、いないかもしれない。

自分の浴衣を着ているなら発言はウソで、他の人の浴衣を着ている発言は真実だ。

いったい、誰が誰の浴衣を着ている?

~~

海『翡翠が着とるのは真桜のやないで。』

星凪『翡翠ちゃんは真桜ちゃんの浴衣をきてます』

翡翠『…なぎがきてるのはわたしのじゃない…』

真桜『夏頭(海)が着てるのはビビり(星凪)のじゃないなの。』

~~

優希「えぇっ…」

悠「ちなみに出来なかったら罰ゲームだからな。」
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