ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】7

ーラスタ・ラヴー

悠「それは……の、前にちょっとなんか冷たいのくれ喋りすぎて喉がカラカラだ。」

美喜「水でいい?」

悠「一向に構わん」

優希「いいんですか!?」

悠「あぁ。」

美喜「……ビールでいい?」

悠「え?」

美喜「今の流れで水だしたら本当に私がひどいやつみたいでしょ。」

澪「はは、皆もビールでいいかな?」

優希「俺はノンアルコールで」

ともき「俺もアルコールはやめとくよ」

美喜「なら、暑いしレモネードでいいわね。ビタミンとらないとダメよ?」

ともき「どうも。」

優希「ありがとうございます」

澪「じゃ、悠はビールな」

悠「おう、ありがと。ぷはっ…あー…ビールが美味い。」

ともき「おっさんだなぁ。」

悠「おっさんと言われても。俺は……何を犠牲にしてもビールを取るぜ?」

ともき「お前の格好のつけかたはいつもどっかズレてるな」

悠「そのズレから、次元を超えて基本世界へ行かせてやる」

優希「なんの話?」

悠「D4C(ディー・フォー・シー)の話し。」

澪「?」
優希「?」
美喜「?」

ともき「スタンドな。わからない人のが多いから。」

悠「ニョホホホ。さて、ハイヴォルテージな会話はこの辺りでTHEWORLDして…」

優希「翻訳お願いします。」

ともき「ハイヴォルテージはスティールボールランのサブタイでTHE・WORLDは【五秒間】だけ時を止めらるスタンド。つまり、いったん、SBRの話しは止めてモンハン談義に戻ろうといいたんだろう」

悠「タコにも、いや、イカにも。」

優希「すげぇ…ともきさんの翻訳レベルがすげぇ…ハードとかルナティックレベルじゃないよ…」

悠「うんで、テオカイザーの話なんだけど…」

美喜「コイツはコイツで普通に話進めるし。」

悠「超絶勇者テオカイザーはあまりにも強力でテンプレ装備になったんだ。一時期は野良パーティ募集に「超絶にカイザー装備@3」って募集文があちこちで飛び交ってたんだ。ま、よくよく考えれば見切りと超絶さえあれば他の装備でも良かったんだけどな」

ともき「じゃあなんで?」

悠「安直に超絶一門とカイザーの組み合わせは強いと認識が広まるほど、その存在感が絶対的だったんだろ。けどそのせいで「武器指定厨」から防具まで指定するハンターが増えて「装備指定厨」へ変わったんだ。」

優希「けど、こてこてに指定されたら楽しめないじゃないかな?」

悠「そうなんだけどにゃ。超絶は重宝される理由があったんだよ。公式試験に大評される一部の古龍クエストやイベクエが理不尽に難しくて、最強武器の超絶に合わせたような難易度だったんだ。」

ともき「そうなると……確実にクリアできる装備でないと自分はおろかパーティメンバーにまで迷惑をかけちゃうわけか。」

悠「うむゅ。円滑な狩猟生活を送るためには超絶一門の一本くらいは持っておけ状況になっちゃんたんだにゃあ」

優希「質問。そこまで環境に適応した超絶勇者テオカイザーがなんで嘲笑対象になったんですか?」

悠「まあ、ぶっちゃけたら、この装備で徘徊してるハンターにはノーマナーな勇者様が非常に多かったんだ。」
41/100ページ
スキ