ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】7

ーラスタ・ラヴー

美喜「そろそろね」

澪「ですね…」

ともき「ワンパターンでくるかなぁ」

優希「なんの話ですか?」

紅「ちぇき!モンハンやろうぜ!」

ズサッー!

「「「お前(紅)かよ!?」」」

悠「ちぇき、くれたん、ゆうたん、インしたお!」

優希「妹紅…え、もしかして妹紅の紅と紅(くれない)さんの紅を掛けてそのネタ?無理矢理過ぎませんか?」

悠「あぁ、これは気づかれなかったら無かったことにするつもりだった。」

紅「よくわかんないけど、俺はやくにたったのか?」

悠「ああ、バッチリだ。ありがとう。」

紅「んじゃ、またな。」

美喜「……それだけのために呼んだの?」

悠「いや、呼んだってより、店の前でバタンリンしたからちょっと連れてきた。」

ともき「バタンリンってなんだ、バタンリンって」

悠「……バッ…バッタリ…」

澪「いまの時点でバタンじゃないしな。」

悠「ああ!そうだよ!間違えたよ!バタンリンじゃなくてバタリンって言いたかったんですよ!すいませんね!ごめんなさいねぇ!!」

優希「ぎ、逆切れだぁ…」

悠「まぁ、冗談はおいてけ堀して…モンハン談義といきますか。」

ともき「けど、悠について来れるレベルの語り相手がいないぞ」

悠「……じゃあ超絶勇者テオカイザーの話しでもしようかね。」

優希「ち、超絶勇者テオカイザー?アニメかなにか?」

悠「いや、モンハンシリーズにおいて、何よりも深くその歴史に名を刻んだ装備だ。」

澪「超絶って封龍剣【超絶一門】のことだよな。」

ともき「テオカイザーはカイザーシリーズか?」

悠「うむ、まぁ頭から話せばだ。MHGで華々しくデビューしたものの双剣は日陰者だった。だが、しかしMH2で表舞台にたった。この時代の超絶は圧倒的すぎで、表舞台どころかステージそのものを無茶苦茶に引っ掻き回したんだ。」

ともき「たしかに超絶はぶっちぎりだったな。龍属性が400くらいあったし」

悠「観客もろともステージを銀河へ放り投げるレベルのシロモノだよ。それに加えて、武器に会心率がつくスキル「見切り+1」がついてみろ…その刃は世が世なら世界大戦へと発展しかねない大量破壊兵器となっただろう。」

澪「なるほど、それでテオカイザーか」

優希「どういうことです?」

ともき「カイザーシリーズは、見切り+1寒さ【小】無効、声帯麻痺毒半減のスキルがついて、デメリットスキルがつかない。」

悠「まあ、見切りじたいはカイザーじゃなくても着くんだけど、当時の達人スキルはカイザーを除けば、ドラゴン装備とかの上位武具の一部しかついてなかったから、ただ装備一式をそろえるだけで見切りがついて、生産時期が一番早い、カイザー装備にプレイヤーが群がるのは必然だったかもな。かくいう俺もそうだったし。」

ともき「ハンマー主義の悠がか?」

悠「確かにメイン武器はハンマーだけど、俺は基本的にはオールマイティのオールラウンダーを目指してるからな。それにオンラインモード全盛期は超絶勇者テオカイザーになるしか無かった部分もあるんだ」

澪「なんでだ?」
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