ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】7

ーラスタ・ラヴー

悠「ちぇき。モンハンやろうぜ!第三回めっ!」

美喜「そろそろ来ると思ったわ。」

澪「三日連続で同じ時間、同じ台詞だし。」

悠「じゃあ今日は無印からモンスターハンターGにしようか。」

ともき「せめてポータブルにしろよ。無印からGだとそんな大差ないだろ。」

悠「語ろうと思えばガンガン語れますが?」

ともき「コイツは…」

稲葉「じゃあ、間をとってドスでいきましょうか」

ともき「ドスか…」

悠「モンスターハンター2(ドス)、MH2。これを語るにはやっぱりあれだろ。」

稲葉「古龍ね。」

澪「MH2なら…原種は8頭だったよな。」

悠「古参プレイヤーの俺からしたらモンハン崩壊の元凶どもだな。」

ともき「元凶って…オーバー……でも、ないか。」

稲葉「ふふ、まずはクシャルダオラ(風翔龍)よね」

悠「あれは理不尽すぎだ…吹き飛ばし効果がエグすぎるだからMH2末期にはモンハン世界観崩壊の象徴としてやり玉にあげられたんだよ。」

ともき「風を止めるには毒らせるか頭破壊だけど、龍属性じゃないと部位破壊出来ないから、厄介なんだよな。」

悠「最初に出会うトップバッターにして勝利方法がトリッキー過ぎなんだよ。」

稲葉「古龍系は部位破壊しないとやりずらいのばかりだものね。テオテスカトル(炎王龍)なんかは特にね」

悠「近寄るだけで体力奪取だもんな。けどクシャルよるはマシだよ。風圧はどうにもならん。」

澪「けど、テオは乱獲対象だよな。炎龍の塵粉目当てで」

悠「たぶん、MH2で最も狩られた古龍の称号を与えてもいいだろうな。」

稲葉「それに対してナナテスカトリ(炎姫龍)は薄いわね。オフライン専用だし。」

悠「モノブロと同じだな。まぁ、モノブロスはモノブロハートでまだ狩猟された方かな。」

ともき「オオナズチも乱獲対象だったよな。」

悠「アレはイロモの担当の古龍だな。ステルス、状態異常、盗み、終いにはチャット不可異常とか……けど、角と尻尾さえやればステルスはできない動きも緩慢になる。防具性能は優秀だから乱獲対象は運命だよ。」

稲葉「MH2のヤマツカミ(浮岳龍)は…世間話が弾むモンスターだったわね。」

悠「ポータブルと違って攻撃はまずしてこないし、頂上まで来たらまさにタコ殴りで終わりだからな」

ともき「残りの古龍はキリン(幻獣)ラオシャンロン(老山龍)ミラボレアス(黒龍)ミラバルカン(紅龍)ミラルーツ(祖龍)だよな」

悠「キリンは眠らせて、タル爆ドカンが効果的だったな。ラオは移動してるだけでハンターにフルボッコされる可哀想な古龍だな。」

ともき「いい得て妙だな。」

悠「っっ、残すはシリーズのラスボス的存在。触れただけで死ぬ。安直な強さを実際にやりやがった驚異のモンスター。ミラボレちゃん。」

稲葉「白い黒龍っていうのもアレだけどね。」

悠「空中を滑空して、全体攻撃をバシバシ、体力が少なくなれば肉質硬化。けど、最後の最後には拡散弾LV2の雨にさらされて涙目古龍だな。」

ともき「ガチだもんな…」
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