ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】7
ーラスタ・ラヴー
氷室「ホロウマーリー(ステア:40度)いただけますか。」
澪「はい、どうぞ。」
崇「こっちはターキーだ。」
美喜「ストレート?」
崇「あぁ。」
美喜「新しいボトル開けるわね。」
悠「……日本酒。はい、どうぞ。」
美喜「一人でなにやってるの?」
悠「いや、キングとボスのお相手に忙しそうなので自主的に働きました。」
崇「立ち位置をよくわかってるじゃないか」
悠「わあぉ…そうきたか……」
氷室「よかったら、私が注ぎましょうか?」
崇「俺も注いでやる。」
悠「は?」
とくとく…
ドボボ…
悠「うぉい!?なに、日本酒にホロウマーリー(ジン)とワイルドターキー(ウイスキー)を淹れてる?!」
崇「まぁ…飲んでみろ。」
悠「クピッ…」
氷室「和洋折衷ですね」
悠「上手いこといってるけど、全然美味くない…。香りは死んでる、苦味が悪い意味で強い…」
氷室「でしょうね。」
悠「うぉい!」
崇「よく飲んだもんだ」
悠「今、アンタが進めたんだよ!?」
澪「……(凄いな。あの悠が完全にツッコミ側になってる)」
悠「っか、なに、二人とも酔ってるのか?」
崇「そうかもな。くくく」
氷室「ですね。ふふふ」
悠「絶対に酔ってないわぁ…」
氷室「いやいや、気持ちのいいお酒を飲んでいたら、すぐに酔ってしまいますよ。」
悠「俺の目を見ていってみてもらえますか?」
氷室「じ~……申し訳ないですが、目はどこですか?」
悠「ここと、ここだよ。」
崇「目だけじゃなく、面が見えない。」
悠「こちとらオタクらみたくイケメンでないんでね。」
氷室「悠さんはお世辞と冗談とがお上手ですね。」
悠「……(あーぁ、毒気抜かれちゃったなぁ。)」
氷室「というか、悠さんの場合。そのトークで女性をたぶらかしているんでしょう?」
悠「たぶらかす云々の前に女が居ませんけど?」
氷室「崇、本当ですか?」
悠「なんで、そっちに聞く?」
崇「ここ……数ヵ月ソイツが女と二人で出歩いていたのはゼロだ。」
悠「お前もなんで答えれる…」
崇「この街にいてお前の行動が耳に入らないわけ無いだろ。本屋かCDショップにしかいってないと出会いもないだろ?」
悠「ほっとけ。」
氷室「不思議ですね。」
悠「こちとら金もなければ、学も無いんだ。女とどうこうする事もできんての」
氷室「あぁ、アレですか。一人の女性に構いすぎると他の方が焼きもちを妬いてしまうから…」
悠「いってない。いってない。どのアレだよ。」
崇「お前は誰かと真剣に付き合うのは無理だろ。」
悠「ぁー?なんでだ?」
崇「お前がいいと思う女は確かにいい女だが……どこかイカれててて、必ず上手くいかないだろ。トワコがいい例だ。」
悠「っ……お前なぁ。」
崇「くくっ、まぁ本意も無いのに適当に女を期待させるのもお前の悪いところだがな。」
悠「いってろ。バーカ。」
氷室「ホロウマーリー(ステア:40度)いただけますか。」
澪「はい、どうぞ。」
崇「こっちはターキーだ。」
美喜「ストレート?」
崇「あぁ。」
美喜「新しいボトル開けるわね。」
悠「……日本酒。はい、どうぞ。」
美喜「一人でなにやってるの?」
悠「いや、キングとボスのお相手に忙しそうなので自主的に働きました。」
崇「立ち位置をよくわかってるじゃないか」
悠「わあぉ…そうきたか……」
氷室「よかったら、私が注ぎましょうか?」
崇「俺も注いでやる。」
悠「は?」
とくとく…
ドボボ…
悠「うぉい!?なに、日本酒にホロウマーリー(ジン)とワイルドターキー(ウイスキー)を淹れてる?!」
崇「まぁ…飲んでみろ。」
悠「クピッ…」
氷室「和洋折衷ですね」
悠「上手いこといってるけど、全然美味くない…。香りは死んでる、苦味が悪い意味で強い…」
氷室「でしょうね。」
悠「うぉい!」
崇「よく飲んだもんだ」
悠「今、アンタが進めたんだよ!?」
澪「……(凄いな。あの悠が完全にツッコミ側になってる)」
悠「っか、なに、二人とも酔ってるのか?」
崇「そうかもな。くくく」
氷室「ですね。ふふふ」
悠「絶対に酔ってないわぁ…」
氷室「いやいや、気持ちのいいお酒を飲んでいたら、すぐに酔ってしまいますよ。」
悠「俺の目を見ていってみてもらえますか?」
氷室「じ~……申し訳ないですが、目はどこですか?」
悠「ここと、ここだよ。」
崇「目だけじゃなく、面が見えない。」
悠「こちとらオタクらみたくイケメンでないんでね。」
氷室「悠さんはお世辞と冗談とがお上手ですね。」
悠「……(あーぁ、毒気抜かれちゃったなぁ。)」
氷室「というか、悠さんの場合。そのトークで女性をたぶらかしているんでしょう?」
悠「たぶらかす云々の前に女が居ませんけど?」
氷室「崇、本当ですか?」
悠「なんで、そっちに聞く?」
崇「ここ……数ヵ月ソイツが女と二人で出歩いていたのはゼロだ。」
悠「お前もなんで答えれる…」
崇「この街にいてお前の行動が耳に入らないわけ無いだろ。本屋かCDショップにしかいってないと出会いもないだろ?」
悠「ほっとけ。」
氷室「不思議ですね。」
悠「こちとら金もなければ、学も無いんだ。女とどうこうする事もできんての」
氷室「あぁ、アレですか。一人の女性に構いすぎると他の方が焼きもちを妬いてしまうから…」
悠「いってない。いってない。どのアレだよ。」
崇「お前は誰かと真剣に付き合うのは無理だろ。」
悠「ぁー?なんでだ?」
崇「お前がいいと思う女は確かにいい女だが……どこかイカれててて、必ず上手くいかないだろ。トワコがいい例だ。」
悠「っ……お前なぁ。」
崇「くくっ、まぁ本意も無いのに適当に女を期待させるのもお前の悪いところだがな。」
悠「いってろ。バーカ。」